星街すいせいと相模原市、JAXAが“すいせい”に親しむコラボ

バーチャルアイドルグループ「ホロライブ」に所属する星街すいせいと、相模原市、宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスがコラボレーションを行う。星街すいせいは、歌とアイドルを愛するバーチャルアイドルで、いつか武道館でライブをすることを夢見て活動している。

今回のコラボレーションでは、JAXAが開発・運用する水星磁気圏探査機「みお」のプロジェクトチームと相模原市の本村賢太郎市長、大川祐子副市長が、星街すいせいの代表曲「ビビデバ」のダンスに挑戦。その様子を市の公式Xアカウント「相模原市シティプロモーション」でショート動画として公開する予定だ。

また、11月1日には星街すいせいと相模原市、探査機「みお」の関わりを紹介するYouTube配信も行われる。「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」の魅力や、水星磁気圏探査機「みお」のプロジェクトの裏側などが紹介される予定となっている。

さらに、11月2日から4日にかけて開催される市内イベント「潤水都市さがみはらフェスタ2024」のメインステージでは、星街すいせいの楽曲ミュージックビデオ「ビビデバ」と「ムーンライト」が放映される。加えて、市の公式Xアカウント「相模原市シティプロモーション」をフォローし、「#相模原すいせいコラボ」のハッシュタグを付けて投稿した人の中から抽選で、星街すいせいの直筆サイン色紙や探査機「みお」のグッズ、市のマスコットキャラクター「さがみん」のグッズなどが当たるプレゼントキャンペーンも実施される。

今回のコラボレーションは、星街すいせいの星や宇宙を連想させる楽曲の存在を知った相模原市からの打診がきっかけで実現した。市では「さがみはらみんなのシビックプライド条例」に基づき、「宇宙を身近に感じられるまち さがみはら」のイメージ醸成を推進しており、その取り組みの一環として企画された。

探査機「みお」は、相模原のJAXA宇宙科学研究所で開発が進められ、2018年に打ち上げられた。日欧共同の国際水星探査計画「ベピコロンボ」の一翼を担い、水星の磁場・磁気圏の解明を主な目的としている。水星は太陽に近く観測が難しいため、未解明の謎が多く残る惑星だ。「みお」は2026年11月の水星到着を目指し、現在も航行を続けている。

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