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UberとWayve、ロンドンで英国内初の自動運転配車サービスを開始

米Uber Technologiesと英Wayveは、ロンドンにおいてセーフティドライバーが同乗する自動運転配車サービスの提供を開始しました。英国内で自動運転による配車が可能になるのは今回が初めてです。利用者がUberアプリで配車を依頼すると、追加料金なしでWayveの自動運転車両とマッチングされる場合があります。

空港を除くロンドン市内で提供、通常の車両への変更も可能

本サービスは、ロンドン交通局(TfL)がWayveの自動運転車両に個人ハイヤー免許を交付したことを受けて開始されました。サービス開始時点の運行エリアは、各空港を除くロンドン市内全域です。

利用者がロンドンで「Uber X」「Uber Electric」「Uber Comfort」のいずれかを依頼した際、Wayveの車両とマッチングされる可能性があります。料金はアプリ上に事前表示されます。マッチングされた場合、利用者は車両が到着する前にそのまま乗車するか、通常の有人車両に変更するかを選択できます。また、事前にアプリ内の設定で自動運転車の要望を有効にしておくことで、マッチングの確率を高めることも可能です。

EV「マスタング マッハE」を導入、免許を持つドライバーが同乗

配車には、Wayve AI Driverと周囲検知用センサーを搭載した電気自動車「フォード マスタング マッハE」が使用されます。車内には64言語に対応したインタラクティブ画面が備えられ、乗車開始の操作や走行ルートの確認が可能です。車両が到着した際は、Uberアプリを使ってドアを解錠します。

運行にあたってはUberの安全基準を満たすとともに、TfLの個人ハイヤー免許を取得し訓練を受けたセーフティドライバーが同乗して乗車を見守ります。当面は少数の車両から運用を始め、需要や体制、規制の動向に応じて段階的に台数を増やす方針です。

Wayveのアレックス・ケンダル共同創業者兼CEOは、世界有数の複雑な運転環境であるロンドンで技術を一般向けに提供できることへの自負を示し、Uberのサーフラズ・マレディア氏も安全でアクセスしやすい自動運転技術を拡大する節目になると述べています。

東京など世界12市場へ展開、2026年末までに最大15都市を目指す

ロンドンで創業したWayveは、従来型のHDマップや個別のプログラムルールに依存せず、AIが経験から学習する「自動運転(AV)2.0」技術を開発してきました。UberとWayveはロンドンを皮切りに、世界12市場へWayve車両を投入するための投資を行っています。今後の展開として、NVIDIA DRIVE Hyperionを搭載したWayve AI Driverで走行する日産リーフによる乗車体験を、今年後半の東京を皮切りに導入する計画です。

Uberは自動運転車と有人ドライバーが共存するハイブリッドネットワークの構築を進めており、現在30社を超える自動運転パートナーと協業しています。同社は2026年末までに最大15都市で自動運転による乗車や配達を提供し、2029年までに世界最大の自動運転乗車提供事業者となることを目指しています。

本記事はUber TechnologiesおよびWayveの発表をもとに作成。

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