ランドリーボックス、性教育ツールBa-Vulva MINIを9月3日に発売へ
ランドリーボックス株式会社は、女性の外陰部の構造を理解するための教育ツール「Ba-Vulva(ばあばるば)」の新モデル「Ba-Vulva MINI」を、2026年9月3日より販売開始する。
持ち歩きやすい手のひらサイズのぬいぐるみ仕様となっており、自宅での性教育やワークショップなどで手軽に使えるエントリーモデルとして展開される。
手軽に使える手のひらサイズのぬいぐるみ仕様
「Ba-Vulva」は、高齢女性たちとともに制作している外陰部(Vulva)の教育ツールである。
新登場の「Ba-Vulva MINI」は、立体的な構造により大陰唇や小陰唇、陰核などの部位を把握できる設計となっている。パペットとして動かせる通常版とは異なり、手のひらサイズのぬいぐるみ仕様とすることで扱いやすさを高めた。
カラーはネイビー、パープル、イエローの3色展開で、手作りによる個体差や色展開を通じて外陰部の見た目に個人差があることも伝えられるという。
本体サイズは縦15cm、横13cm、奥行き5cmで、重量は約50g(手作りのため個体差あり)。価格は税抜19,000円で、オプションとして尿道口の刺繍を1,000円(税抜)で追加できる。商品は受注生産となり、注文から発送まで約2~3カ月を要する。
開発の背景と性教育における対話の促進
ランドリーボックスは2019年のサービス開始以来、生理や更年期、セクシュアルウェルネスなど、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)に関する発信を行ってきた。そのなかで、セクシュアルウェルネスが社会的にタブー視されやすいことや、学校教育のいわゆる「はどめ規定」などを背景に、自身の体の構造を把握できていない人が少なくない現状に着目した。
体の構造や状態を知ることは、異変への気づきや個人差の理解、自己肯定感にもつながるとして、2024年に「Ba-Vulva」の制作を開始した。クリニックや専門家向けに展開するなかで、自宅やワークショップで手軽に使える製品を求める声が寄せられたことから、今回のMINIの開発に至ったとしている。

医療現場や海外機関からも活用と評価
「Ba-Vulva」は、クリニックや教育現場などで幅広く活用されている。


産婦人科専門医の宮本亜希子氏は、診療や学生への性教育で活用しているとした上で、理解しやすい教材でありミニサイズによってさらに身近になることへの期待を寄せている。
また、韓国の青少年向け性教育・相談機関であるソウル市立青少年性文化センター(Aha!)や、MakeLoveNotPorn創業者のシンディ・ギャロップ氏など、海外の専門家からも親しみやすさやオープンな対話を促すツールとしての評価を得ている。





Ba-Vulvaシリーズは、陰核(クリトリス)が取り出せる「通常版」(税抜35,000円)や「クリトリス一体型」(税抜29,000円)、今回の「MINI」の3モデルが展開されている。
同シリーズの売り上げの一部は、国際NGOプラン・インターナショナルが実施する女性性器切除(FGM)根絶活動「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクトに寄付される。
【企業概要】
- 会社名:ランドリーボックス株式会社
- 代表者:代表取締役 西本美沙
- 所在地:東京都新宿区西新宿3-2-9 新宿ワシントンホテルビル本館2F
- 設立:2019年2月14日
本記事はランドリーボックス株式会社の発表をもとに作成。
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