リングロー、1年間の正社員離職者ゼロを達成 独自休暇の活用や賃上げを推進
リユースPCの販売や卸事業を手がけるリングローは、2025年7月1日から2026年6月30日までの1年間において正社員の離職者が0人であったと発表しました。対象は同期間中に在籍した正社員で、自己都合退職および会社都合退職を含み、定年退職は除外されています(2026年6月末時点の正社員数はパート・アルバイト等を除く79名)。同社は制度を設けるだけでなく社員が実際に利用できる環境づくりを重視し、休暇取得の推進や処遇改善などを進めてきました。

独自休暇「my祝日」の消化率64%と有休取得の推進
同社では、社員が誕生日や家族の記念日などを自由に休暇として設定できる独自制度「my祝日」を導入しており、総付与日数に対する消化・利用率は64%となっています。今後は一人あたりの取得日数をさらに増やし、必要なときに使える状態の定着を目指すとしています。
また、2024年における社員の有給休暇平均取得日数は12.3日でした。厚生労働省の「令和7年就労条件総合調査」による労働者1人あたりの平均年次有給休暇取得日数(全規模平均12.1日、従業員30〜99人規模11.3日)をいずれも上回っています。なお、厚生労働省「令和6年雇用動向調査」によると2024年の一般労働者の離職率は11.5%でしたが、業種や企業規模、雇用形態が異なるため同社数値との単純比較はできないとしています。

5.96%のベースアップと健康優良企業「銀の認定」取得
処遇面では、2025年10月25日支給分の給与から正社員の基本給を引き上げ、賃上げ率は5.96%となりました。今回の賃上げはベースアップによるもので、昇格や個人昇給、賞与は含んでいません(2024年10月給与と2025年10月の正社員基本給を比較)。
さらに、社員の健康保持・増進に向けた環境づくりの一環として、2026年7月27日に全国健康保険協会 東京支部より健康優良企業「銀の認定」を取得しました。

人材の定着が製品やサービスの品質を支える

同社代表取締役の碇敏之氏は、1年間の離職者ゼロは喜ばしいとしつつもゴールではないとし、安心して働き経験や技術を積み重ねられることが重要であると述べています。同社のリユースPC事業は再整備や検査、品質管理など多くの工程で人の判断が品質を支えているため、社員が長く働いて得た知識やノウハウの蓄積が製品やサービスにつながるとしています。
- 名称:リングロー株式会社
- 代表取締役:碇敏之
- 本社所在地:東京都豊島区南池袋3-8-8 THE CORNER池袋4階
- 事業内容:リユースPCの販売・修理・買取
- URL:https://www.ringrow.co.jp/

本記事はリングロー株式会社の発表および厚生労働省「令和6年雇用動向調査」「令和7年就労条件総合調査」、全国健康保険協会 東京支部の公表情報をもとに作成しました。
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