KJ TECH japan、顔認証IP集合玄関機LAXAS S617を発売
システム開発や生体認証・入退室管理ソリューションを手がける株式会社KJ TECH japanは、AI生体認証アルゴリズムとモバイルクラウド連携機能を搭載した8インチ顔認証IP集合玄関機「LAXAS S617」を日本国内で発売した。

集合住宅やテナントビルなどで高まるエントランス設備のリニューアル需要に対し、既存の設備を活用しながら短工期・低コストで最新環境へ移行できるソリューションとして展開する。
国内のマンションやテナントビル、コワーキングスペースなどでは、15年から20年の周期でオートロック設備などの老朽化に伴うリニューアル需要が高まっている。一方で、既存の配線やシステム一式を刷新する際の多額の初期費用や、入居者への制限を伴う工事期間が更新のハードルとなっていた。
同社は国内の電気錠システムや自動ドアユニットとのインターフェース制御・システム開発で蓄積したノウハウを活かし、既存の物理資産を活用して短工期かつ低コストでのスマートビルディング化を実現する製品として「LAXAS S617」を開発した。
PoE+対応やスマートフォン連携で工事と費用を抑制
LAXAS S617は、LANケーブル1本でデータ通信と受電を行うPoE+に対応している。これによりエントランス周辺の大がかりな電源工事や各居室への新規配線改修を不要とし、主要メーカーの電気錠コントローラー(JEM-A仕様等)や自動ドアのドアエンジンのリレー入力へ直接接続できる。扉周りの物理工事を抑えることで、最短1日からの工期でリニューアルが可能となる。

また、各居室に専用の壁掛けモニターを設置する必要がなく、来訪者からの呼び出しは入居者やスタッフのスマートフォン(iOS/Android)へ直接通知される。スマートフォンアプリによるビデオ通話や遠隔解錠に対応しており、室内機器の費用や宅内工事費用を削減できる。正常に動作する既存の自動ドア駆動部や電気錠を残したままリーダー部分を置き換える運用も可能としている。
8インチ大型画面と多彩なマルチ認証を搭載
端末には視認性と操作性を備えた8インチIPSタッチスクリーンと、2MPデュアル高解像度カメラを搭載した。逆光や夜間などの環境でも補正を行うWDR(ワイドダイナミックレンジ)技術を備えるほか、写真や動画によるなりすましを防ぐ生体検知アルゴリズムを内蔵し、マスクを着用したままでも1秒未満で認証と解錠が行える。
認証方式はAI顔認証のほか、ICカード(Mifare)や暗証番号に対応する。さらに一時的な訪問者や施設会員向けに、有効期限付きのワンタイムQRコードを遠隔発行して解錠させる運用もサポートしている。
本記事は株式会社KJ TECH japanの発表をもとに作成。
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