北海道別海町が地域おこし協力隊の採用選考に対話型AI面接を導入
エンPeopleX株式会社は、北海道別海町役場に対話型AIサービス「エンPeopleX AI面接」の提供を開始した。別海町では地域おこし協力隊の採用選考の一環として本サービスを活用する。候補者がいつでも、どこからでも、自分のペースで想いや経験を伝えられる選考機会の実現を目指す。
導入の背景
北海道東部に位置する別海町は、酪農や漁業を基幹産業とする自治体である。同町では2026年10月1日現在、83名の地域おこし協力隊が在籍し、「移住・定住」「観光」「教育」といった多岐にわたる分野で地域活性化に取り組んでいる。
地域おこし協力隊は現地で生活しながら地域住民とともに活動する仕事であるため、スキルや経験に加え、なぜそのまちで挑戦したいのか、どのような想いで地域と関わりたいのかを伝えることが重要視される。こうした背景から、候補者が自分らしさを発揮できる選考機会を設けるために導入が決定した。
採用選考における3つの活用目的
別海町における本サービスの活用目的は主に3点挙げられている。
1つ目は、時間や場所を選ばず負担なく受験できる環境づくりである。24時間365日いつでも受験可能な体制により、候補者は仕事や生活の合間に自宅などの落ち着ける場所から参加でき、日程調整や移動の負担を軽減できる。
2つ目は、候補者の魅力や想いを丁寧に引き出す機会の提供である。AIとの対話を通じて経験や地域への関心、挑戦したいことなどを自身の言葉で整理しながら話すことで、持ち味を発揮しやすくなるとしている。
3つ目は、すべての候補者が公平に選考を受けられる機会づくりである。全候補者が同一の条件で面接に臨むことで有利・不利が生じにくい環境を整える。面接の様子は録画や文字起こしとして保存され、人柄や意欲を確認する材料となる。なお、面接の進行はAIが担当するものの、合否の決定はAIが行わず、録画内容などをもとに別海町の担当者が確認したうえで総合的に判断する。
対話型AI面接の機能と今後の展開
エンPeopleX AI面接は、候補者に寄り添う対話型AI面接官を特長とし、公正な採用選考の実現に寄与するサービスである。応募者の利便性向上に加え、面接対応の工数削減と面接実施数の増加を両立できる仕様となっている。新卒・中途採用やパート・アルバイト採用のほか、社内面談などにも対応する。

エンPeopleXは今後も別海町とともに質問内容や運用方法の改善を進める方針だ。また、今回の取り組みで得られた知見をもとに、自治体や公的機関を含む幅広い組織への提供拡大を視野に入れている。
募集概要と企業情報

別海町の地域おこし協力隊募集に関する詳細や関連情報は以下の通りである。
- 募集ポジション:別海町 地域おこし協力隊
- 募集情報:https://betsukai.jp/gyosei/seisaku/chiikiokoshi/
- YouTubeチャンネル「北海道別海町」:https://www.youtube.com/@Betsukaicho
- 別海町地域おこし協力隊note:https://betsukai-town.note.jp/
エンPeopleX株式会社は、エン株式会社と株式会社PeopleXが2026年4月に設立したジョイントベンチャーである。

- 会社名:エンPeopleX株式会社
- 代表取締役:塩見拓己
- 所在地:〒163-1335 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー
- 事業内容:対話型AIサービス「エンPeopleX AI面接」「エンPeopleX AIロープレ」「エンPeopleX AI面談」の提供、HR領域における次世代AIソリューションの共同研究・開発
- 公式サイト:https://en-peoplex.com/
本記事はエンPeopleX株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



