Dellows News

琵琶湖博物館が30周年記念式典と国際シンポジウムを2026年10月24日に開催へ

滋賀県立琵琶湖博物館は、令和8年(2026年)10月24日(土)に開館30周年を記念した式典と国際シンポジウムを琵琶湖博物館ホールなどで開催します。

式典に続いて行われる国際シンポジウムでは、シーボルト江戸参府200周年を記念し、水辺環境の保全に向けた記録や標本の重要性について議論が交わされます。また、同日には滋賀県や淀川流域で水生生物の調査・保全活動を行う団体などによるポスター発表と交流会も実施されます。

30周年記念式典の概要

平成8年(1996年)に開館した琵琶湖博物館は、今年で開館30周年を迎えます。これを記念した式典が令和8年(2026年)10月24日(土)の9:30から10:55(開式は10:00)まで、琵琶湖博物館ホールで開催されます。

当日は知事式辞や来賓代表御挨拶、館長による博物館の歩み紹介のほか、草津歌劇団によるパフォーマンスなどのお祝いセレモニーが予定されています。出席者として滋賀県議会議長や博物館活動関係者(博物館協議会、研究審査会、連携企業、はしかけ、フィールドレポーター等)、滋賀県関係者が招かれます。

水辺環境の記録をテーマとした国際シンポジウム

式典に引き続き、11:00から15:45まで記念国際シンポジウム「シーボルト江戸参府 200 周年記念 シーボルトコレクションから学ぶ 水辺環境の未来のために“記録”を残すこと」が開催されます。この催しは、企画展示「博物館はタイムマシンー魚類学者がみた琵琶湖―」の関連事業として実施されます。

シンポジウムには、トキや魚類の標本を借り受けたオランダの博物館2館から講師が招かれます。オランダ国立ナチュラリス生物多様性センターのエスター M. ドンドロップ上級コレクションマネージャーとマルティン J.P. ファン . オーウェン名誉学芸員、オランダ国立ライデン世界博物館のダン・コック学芸員が登壇します。さらに、近畿大学名誉教授の細谷和海博士、琵琶湖博物館の川瀬成吾主任学芸員、琵琶湖博物館うおの会の中尾博行会長による講演が行われ、水辺の環境保全のために標本や記録を残すことの重要性について話し合われます。プログラムの最後にはパネルディスカッションも予定されています。

シンポジウムの昼食休憩時間となる12時15分から13時30分には、セミナー室にてポスター発表と交流会が開催されます。滋賀県と淀川流域で水生生物の調査や保全活動を行っている学生、個人、企業、行政機関などによる17件の発表が行われます。

主な発表内容と発表者は以下の通りです。

  • 「滋賀県水産試験場が遺したもの~これまでとこれから~」滋賀県水産試験場
  • 「滋賀県生きものデータバンク ―生物多様性評価と施策立案を支える情報整備―」琵琶湖環境科学研究センター
  • 「魚卵の分布調査とデータベースの公開」国立環境研究所
  • 「水辺の底生動物からみた琵琶湖岸の環境変遷」西野麻知子
  • 「翔んで全国〜琵琶湖より学びを込めて〜」滋賀県立河瀬中学校・高等学校科学部魚班
  • 「米川定期調査」NPO法人近江淡水生物研究所
  • 「記憶を記録に 研究会誌『淡海生物』の発刊」淡海生物研究会
  • 「琵琶湖に接続する大学構内水路を活用した在来魚類相復元に向けた試み」湖東淡水魚相復元プロジェクト
  • 「川とホタルを守る ホタルの学校」ホタルの楽校
  • 「生き物の未来のための『活動の場所』」高槻市立自然博物館あくあぴあ芥川
  • 「菓子屋が守る里山と命 ―寿長生の郷におけるイチモンジタナゴ保全の実践―」叶匠寿庵
  • 「びわ湖生命(いのち)の水プロジェクト」株式会社ブリヂストン
  • 「トンボがつなぐ企業と自然 ―生物多様性びわ湖ネットワークの挑戦 ―」生物多様性びわ湖ネットワーク
  • 「工場にトンボ58種!? 希少生物が集う自然共生サイトの魅力」積水樹脂株式会社
  • 「森と水辺を未来へつなぐ~ ダイハツ「はぐくみの森 竜王」~」ダイハツ工業株式会社
  • 「企業と博物館がつなぐヤマトサンショウウオの未来」株式会社ダイフク
  • 「工場とハリヨが共生する未来へ ~絶滅危惧種ハリヨの保全活動~」旭化成株式会社

参加方法と申込概要

国際シンポジウムは同時通訳付きで、参加費は無料です。定員は先着順で200名となっており、事前申込が必要です。なお、ポスター発表は自由参加で、事前申込は不要です。

  • 会場:琵琶湖博物館ホール・セミナー室
  • 申込方法:しがネット受付サービス( https://ttzk.graffer.jp/pref-shiga/smart-apply/apply-procedure/2090308847068595610 )
  • 申込開始:令和8年(2026年)9月15日(火)
  • 参加費:無料
  • 定員:200名(先着順)
  • 主催:滋賀県立琵琶湖博物館
  • 協力:オランダ国立ナチュラリス生物多様性センター・オランダ国立ライデン世界博物館

本記事は滋賀県立琵琶湖博物館の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間