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WGSNとColoro、2028年の色にラディアント・アースを予測

トレンド予測企業のWGSNと色彩ソリューションを提供するColoroは、「カラー・オブ・ザ・イヤー 2028」として「ラディアント・アース(Radiant Earth)」を予測したと発表した。2028年の消費者が求める回復力や心の豊かさに寄り添う、赤味と力強さを併せ持った新しいニュートラルカラーとして位置づけている。WGSNの日本代理店は伊藤忠ファッションシステム株式会社が務めている。

2028年の消費者意識と選定の背景

世界的な混乱や変化が長引くなかで、2028年の消費者は慌ただしい日々からの回復を求め、自らのライフスタイルや心を豊かに芽吹かせていくと予測されている。「生き残ること」ではなく「心豊かに生きること」を重視し、自身にとって心地よい空間や環境を整えることが最優先になると分析されている。

こうした消費者マインドと近年のカラートレンドを踏まえ、不変的な色彩としてラディアント・アースが選ばれた。

ラディアント・アース(Coloroコード:017–42–31)は、赤味のある洗練された気品と大地の力強さを併せ持ち、信頼感と存在感を放つニュートラルカラーとされる。高彩度な色とは異なり、穏やかで余韻の残る輝きと持続的な安定感をもたらす点が特徴となっている。

汎用性の高さも備えており、オーガニック繊維やナチュラル素材、陶器などに馴染むほか、日用品のソフトマットやハイグロス、偏光加工、さらにハイテク素材や工業用素材に至るまで多様な素材・仕上げに自然な温もりを与えるとしている。

未来予測がもたらすビジネス上の価値

2年後のカラーを予測する意義について、WGSNは見た目の美しさだけでなく商業的リスクを低減させる点にあるとしている。消費者の意識の方向性を把握することで、製品開発の明確化や戦略的な投資判断、社内連携やサプライヤー準備の早期化が可能になるという。

また、感情の充足やポジティブなマインド、個性を楽しむ生き方へ向かう消費者心理の変化を捉えることは、変化の激しいアジア市場等でビジネスを展開する企業にとっても競争優位性につながるとされている。

WGSNとColoroの概要

  • WGSN:1998年にイギリスで設立された消費者トレンド予測企業。データと専門家の分析を融合し、ファッションやビューティー、インテリアなどのライフスタイル分野で実用的な予測を提供している。日本では伊藤忠ファッションシステムが2015年より業務提携を結んでいる。
  • Coloro:色彩ソリューションを提供する企業。3,500色以上のライブラリを保有し、独自の技術ツールを用いて異なる素材での色再現性を検証する適合性試験などを展開している。

本記事は伊藤忠ファッションシステム株式会社の発表をもとに作成。

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