不正注文検知サービス「O-PLUX」、メールアドレス判定機能を強化

かっこ株式会社は、不正注文検知サービス「O-PLUX」において、メールアドレスの不正利用を判定する新機能をリリースした。この機能拡充により、「O-PLUX」の利用者は、エイリアスメールや送信不能のメールアドレスを利用した不正注文をより高度に検知できるようになる。また、ユーザーの入力ミスによるメールアドレスのチェックも可能となった。

同社によると、これまで「O-PLUX」の利用者から、メールアドレスの送信可否の確認やエイリアスメールのチェック強化に関する相談が多く寄せられていたという。また、メールアドレスの不正判定が「O-PLUX」の検知精度向上にも有効であることから、今回の機能拡充に至ったとのことだ。

「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービスである。

かっこ株式会社は、今後も多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ね、国の不正対策の方向性を鑑みながら、積極的に機能拡充・サービス開発に取り組むことで、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していくとしている。

同社は、セキュリティ・ペイメント・データサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援している。特に、オンライン取引における「不正検知サービス」を中核サービスとして位置づけ、国内での導入実績数No.1※2の不正注文検知サービス「O-PLUX」、金融機関や会員サイトにおける情報漏洩対策の不正アクセス検知サービス「O-MOTION」やフィッシング対策等を提供している。

※2:株式会社東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」2024年3月末日時点