TikTok利用率は夜間が最多、Z世代は放課後に集中

株式会社Utakataが10〜50代の男女216名を対象に実施した「TikTokを閲覧する時間帯」に関する調査結果が発表された。調査期間は2024年4月15日〜2024年4月29日で、インターネット調査により行われた。

調査の結果、10〜50代の52%が21時〜24時にTikTokを視聴していることが明らかになった。就寝前にスマホを開くタイミングで視聴するケースが多いようだ。次いで、18時〜21時が21.3%、24時以降が9.3%、12時〜15時が7.9%という結果となった。

21時〜24時に視聴する理由としては、「寝る前に気軽に見ることができ参考になる部分が多いから」「家で唯一くつろげる時間帯で暇つぶしに見ることがある」などが挙げられた。

一方、10〜20代の30%は18〜21時に視聴しており、放課後に視聴するケースが多いことが分かった。「18時〜21時」と回答した10〜20代の78名に理由を尋ねたところ、「放課後または終業後」が47.0%、「夕食の後」が21.7%、「その他」が30.4%という結果となった。

放課後や終業後に視聴する理由としては、「日中は仕事で携帯を触る暇がないので家に帰ってきたら触る」「動画が短いので、終業後の帰宅途中や帰宅後の夕飯までの隙間時間に見る」などが挙げられた。

今回の調査で、10〜50代のTikTokユーザーは24時前までの夜間にTikTokの閲覧が多いことが明らかになった。特に、21時〜24時の就寝前の時間帯が最も多く、Z世代を中心に隙間時間の暇つぶしとしてTikTokが重要な役割を担っていると言える。