シースリーレーヴ株式会社が運営する推し活アプリ「推しUP!」のユーザーと、X(旧Twitter)上で推し活を行っているユーザー計165人を対象に、「推し活でのお財布事情」に関するアンケート調査を2024年7月29日から8月5日にかけて実施した。

調査の結果、推し活をしている年代で最も多かったのは「大学生」で約40%、次いで20代と高校生がそれぞれ約20%という結果となった。また、収入やお小遣いの何割を推し活に使っているかという質問では、「3〜4割」が23.2%で最多となったが、5割以上使っているユーザーも合わせると33.6%に上った。

推し活で最もお金をかけているものは「グッズ購入」が43.2%でトップ、次いで「ライブ、イベント参戦」が30.9%と、この2つで大半を占めた。一方、推し活のために節約していると答えたユーザーは79.1%に上り、その中で最も節約している項目は「衣類」で約20%、次いで食費と娯楽がそれぞれ約15%という結果となった。

推し活歴については、「6〜10年」が33.5%で最も多かった。今回の調査結果から、推し活が単なる趣味の範囲を超え、ファンの人生の一部となり、経済活動に大きな影響を与えていることが明らかになった。