「Reinforz IdeaHub」、データビジネスの390案を無償公開

リインフォース株式会社は、オープン・インテリジェンス・プラットフォーム「Reinforz IdeaHub(β版)」において、データビジネスに特化した約390件の具体的な事業アイディアやユースケースを無償で公開した。

現代のビジネス環境では、データ活用が企業の競争力向上に重要な役割を果たしている。しかし、多くの企業が社内でのデータ活用における具体的なアイディアや、保有データを活用した事業化に苦戦している。その背景には、データビジネスの専門知識不足や成功事例・具体的なユースケースの不足、検討リソースの欠乏などがある。

そこでReinforz IdeaHubでは、企業がデータを効果的に活用し、新たなビジネスチャンスやオペレーションの高度化・効率化を支援するために、『データビジネス』領域のアイディアを蓄積・公開することにした。

提供されるアイディアは、データ解析、マーケティング、サプライチェーン管理、顧客体験の向上など、幅広い分野に対応しており、製造業、金融業、ヘルスケア、小売業、物流など、さまざまな業界に特化したユースケースが含まれている。また、各アイディアには具体的な実施方法が記載されており、リーンスタートアップのフレームワークをベースにしつつ、ビジネス・オペレーション変革において有用な項目にブレイクダウンされている。

今後、Reinforz IdeaHubでは、ユーザーからのフィードバックをもとにコンテンツを継続的に更新し、より価値の高いアイディアを提供していく予定だ。企業やビジネスパーソンの価値創出を強力にサポートするため、新たなアイディアの追加やユーザーインターフェースの改善に取り組んでいくという。