東京都がシンガポール派遣プログラムの参加企業募集 渡航費最大60万円を支援へ
東京都は、シンガポールのスタートアップ支援機関(HUB)と連携した「シンガポール派遣プログラム~ANCHOR SEA TOKYO~」に参加するスタートアップの募集を開始した。本事業は、東京および日本のスタートアップにおけるグローバルな成長を後押しし、海外市場への挑戦機会を拡大する取り組みの一環として実施される。採択された企業には現地派遣やメンタリングなどの支援が行われるほか、渡航費サポートとして最大60万円が支給される予定だ。
国内プログラムと2度の現地派遣を予定
本プログラムは、シンガポールおよび東南アジア市場への展開を目指すスタートアップを対象としている。オンラインでの事前準備と、全2回のシンガポール現地派遣を組み合わせた内容となっている。
令和8年10月15日のキックオフ・オリエンテーション後、10月中旬から令和9年1月上旬にかけてオンラインでの国内プログラムを実施し、現地企業との初期接点創出や商談準備を進める。第1回のシンガポール派遣は令和9年1月18日から1月27日を予定しており、プロダクトニーズの検証やエコシステム関係者とのネットワーキング、商談を行う。
その後、国内でのプレゼンテーションのブラッシュアップ等を経て、令和9年3月1日から3月5日に第2回の現地派遣を実施し、現地ベンチャーキャピタルとの関係構築や商談の深耕を図る。プログラム終了後の3月中旬から下旬には、活動計画整理に向けたメンタリングや報告会などのフォローアップが予定されている。
募集概要と選考スケジュール
募集対象となるのは最大10社で、各社2名までの参加が可能となっている。採択されたスタートアップには渡航費サポートが支給され、1回目の派遣で上限35万円、2回目の派遣で上限25万円の計最大60万円が補助される。
- 申込期間:令和8年9月1日(火曜日)から9月15日(火曜日)17時まで
- 採択社数:最大10社(各社2名まで)
- 選考スケジュール(予定):令和8年9月中旬から10月上旬にかけて書類審査およびオンライン面接審査を実施
海外支援機関との連携による成長支援戦略
東京都は、令和7年11月にバージョンアップしたスタートアップ戦略「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP & SCALEUP」において「グローバル」と「スケールアップ」を柱に位置づけている。世界各地のスタートアップ支援機関との連携や海外派遣プログラムを通じて、東京・日本と世界のプレイヤー間の連携強化に取り組む方針だ。本事業は、都が推進する「2050東京戦略」の「戦略10 スタートアップ(世界で活躍するスタートアップを育成)」にも位置づけられている。
本記事は東京都の発表をもとに作成しました。
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