Sustech、徳島県板野郡の系統用蓄電所が完工 アグリゲーションを受託
株式会社Sustechは、徳島大正銀行の完全子会社であるとくぎんトモニリンクアップ株式会社が推進するプロジェクトにおいて、徳島県板野郡に新設された系統用蓄電所のアグリゲーションサービスを受託した。このほど同蓄電所が完工し、竣工セレモニーが執り行われた。Sustechは自社の分散型電力運用プラットフォームを活用し、市場入札から充放電制御、実績分析までを一気通貫で担う。
AIプラットフォーム「ELIC」による市場運用と制御
蓄電池は各種市場への参入や取引を通じた充放電により、電力インフラの強靱化や地域における再生可能エネルギーの安定的な利用に貢献するとされる。
Sustechはアグリゲーターとして、AIを活用した分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」を運用に用いる。需給調整市場(EPRX)や卸電力取引市場(JEPX)などを対象とした市場入札、充放電計画の策定、EMSと連携した充放電制御・応動指令対応、実績分析・レポーティングまでを一括して実施する。市場価格や調整力ニーズ、蓄電池の充電状態(SOC)、設備制約などを踏まえた最適運用を行い、収益最大化と運用の安定化を図るとしている。
蓄電所の概要と事業背景
とくぎんトモニリンクアップとSustechは、2025年4月に締結した業務提携に基づき、地域の脱炭素化支援や再生可能エネルギーの利活用を進めてきた。今回の蓄電所においても、系統用蓄電池の市場運用による収益性向上と地域での再エネ有効活用を推進する方針だ。
完工した蓄電所の概要は以下の通り。
- 設置場所:徳島県板野郡
- 定格出力:1,990kW
- 蓄電池公称容量:8,226kWh
- 蓄電システム:PowerX
両社の概要
プロジェクトに関わる両社の概要は以下の通り。
- 株式会社Sustech:2021年創業。代表取締役は丹野裕介氏および飯田祐一郎氏、本社は東京都港区。分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」や脱炭素化支援プラットフォーム「CARBONIX」などを提供している。
- とくぎんトモニリンクアップ株式会社:2025年2月4日設立。代表取締役社長は天野嘉彦氏、本社は徳島県徳島市。徳島大正銀行の100%子会社として、再生可能エネルギー供給や中小企業向けGXコンサルティング、J-クレジットの創出・販売などを手掛ける。
本記事は株式会社Sustechの発表をもとに作成。
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