オーウエルとJAL、767-300ERに初のリブレット形状塗膜を施工し運航開始
オーウエル株式会社は、日本航空株式会社(JAL)とともに、JALのボーイング767-300ER型機(JA623J)の機体胴体部分へリブレット形状塗膜を初めて施工し、2026年8月より運航を開始した。



同型機へのリブレット形状塗膜の施工は今回が初となる。機体外板に微細な溝構造を形成することで飛行時の空気抵抗を軽減し、航空機の脱炭素化推進を図る。

JALのボーイング767-300ER型機は、主に国内線や短中距離の国際線で運用されている。今回の取り組みでは、同型機(JA623J)の機体胴体部分に対して初めてリブレット形状塗膜が施工され、2026年8月から運航が開始された。
オーウエルは今後も、リブレット形状塗膜の施工機体や施工範囲のさらなる拡大に取り組み、航空機の脱炭素化を一層推進するとしている。
空気抵抗を抑える「Paint-to-Paint Method」技術
リブレットとは、サメ肌形状によって水の抵抗が軽減されることにヒントを得て考案された微細な溝構造を指す。航空機の飛行時における空気の流れに沿って機体外板に微細な溝構造を形成することで、飛行時の抵抗を軽減できる仕組みとなっている。
今回の施工には、オーウエルの「Paint-to-Paint Method」が用いられた。同手法は既存の塗膜上に水溶性の型を使って塗膜に凹凸を形成する技術で、オーウエルおよび国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の共同特許(特許第6511612号)となっている。塗膜に直接リブレット形状を施工するため、デカールやフィルムによるリブレット加工と比較して、重量の軽減や耐久性の向上が期待できるという。
- 代表者:代表取締役社長 川戸康晴
- 設立:1943年11月8日
- 資本金:8億57百万円
- 所在地:大阪市西淀川区御幣島五丁目13番9号
- 従業員数:618名(2026年3月31日現在)
- URL:https://www.owell.co.jp/
本記事はオーウエル株式会社の発表をもとに作成。
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