Z会の保護者英語学習調査、53.8%が意欲 話す技能への苦手意識も
株式会社増進会ホールディングスのグループ会社であるZ会は、会員の保護者を対象に実施した大人の英語学習・スキルアップに関するアンケートの結果を発表した。調査によると、半数以上の保護者が英語学習に前向きな姿勢を示していることが明らかになった。また、4技能の中ではスピーキングに苦手意識を持つ傾向や、今後の学習手段としてAI英会話に関心が集まる状況もうかがえる。
5割超が学習に前向き 教材選びはコスパやタイパを重視

英語のスキルアップに向けた取り組み状況について尋ねたところ、「現在取り組んでいる」が30.8%、「今年中には取り組みたいと思っている」が23.0%となり、合計53.8%の保護者が英語学習に前向きな姿勢を示した。「今年中に取り組む予定はない」は46.2%だった。


現在学習に取り組んでいる保護者が利用している学習サービスは、「アプリ」が40.4%、「市販の単語帳・問題集」が27.9%となった。そのサービスを選んだ理由として「そう思う」「ややそう思う」と回答した割合は、「コスパの良さ」が90.1%、「タイパの良さ」が87.3%、「継続性の高さ」が86.3%を占めている。

今後の学習はAI英会話に関心 スピーキングへの苦手意識が顕著
今年中に英語学習に取り組む意向を示した保護者に対して、これから取り組んでみたい学習サービスを聞いたところ、AI英会話の人気が高い結果となった。
自身の英語レベルに関する質問では、「読む」「聞く」「書く」に比べて「話す」の自己評価が低い傾向がみられた。「中学生レベル未満である」と回答した割合は、「読む」の10.7%に対して「話す」は26.0%と15.3ポイント高く、スピーキングに対する苦手意識が浮き彫りとなっている。
AI時代も判断力や対話力など人ならではの英語力を重視
AIによる自動翻訳が進化する中での英語スキルの重要性については、言語の変換をAIに任せつつも、翻訳された内容の正誤を見抜く力や、会話の場での瞬発力、心を通わせる対話といった人ならではの英語力を重視する意見が多く寄せられた。文化の違いや細かなニュアンスの理解、人間関係の構築には自ら伝える力が大切であるとの声も挙がっている。
調査概要
- 調査名:大人の英語学習・スキルアップに関するアンケート
- 調査期間:2026年6月23日〜6月30日
- 調査対象:Z会員(幼児〜高校生)の保護者
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:1,838件
※集計時の四捨五入により、割合の合計が100%にならない場合がある。
本記事は株式会社増進会ホールディングスの発表をもとに作成。
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