ECC、手書き英語答案を自動採点するECC AIドリルを2027年4月に提供開始へ
総合教育・生涯学習機関の株式会社ECC(本社:大阪市北区、代表取締役社長:花房雅博)は、紙の問題用紙に手書きで解答した英語答案をAIが認識し、自動採点や評価、フィードバックを行う英語学習システム「ECC AI ドリル」を2027年4月より提供開始する予定を発表した。教育現場で主流である手書きの学習スタイルを尊重しながら、AIによる高速かつ高精度な採点を実現する。1枚の問題用紙に混在する多様な形式の問題を一括して採点・評価できるシステムとなっている。
手書き学習とデジタル採点の両立を目指す背景
従来の英語ライティングにおける自動採点システムはキーボード入力を前提としたものが主流だったが、実際の入試や学校現場では手書き記述が中心であり、普段の学習と本番との乖離が生じていた。また、デジタル入力の補助機能への依存によるスペリング定着の難しさや、手書き答案の回収・人手採点に時間がかかり学習サイクルが遅れるといった課題も存在していた。同社は、紙に書いて覚える身体的アプローチとAIによる即時評価を高度に両立させるため、同システムを開発した。



多様な問題形式を一括認識する3つの要素

「ECC AI ドリル」は特許出願中であり、3つの要素を同時に成立させている点を特長としている。

- 多様な問題形式への対応:選択肢の記号や穴埋め、並び替え、自由英作文まで、1枚の答案に含まれる記述問題を手書きのまま判別し、1枚のシートから同時に採点・評価する。
- 問題ごとに個別最適化された評価・フィードバック:問題用紙の「ページID」をAIが認識し、設問ブロックごとにあらかじめ設定された最適な採点基準や評価項目を自動判定して適用する。
- 統一された基準での客観評価:採点者の主観や熟練度によりばらつきが生じやすい自由記述問題に対し、AIが統一基準で客観評価を行い標準化された評価を実現する。
自由英作文への多面的評価と即時採点
自由英作文に対しては、内容・構成・語彙・文法の観点から評価を実施する。小学生から大人まで幅広い筆跡パターンに対応し、数秒で認識する。フィードバック画面には総評コメントやポジティブフィードバック、具体的な改善ポイント・修正案などが提示される。

採点スピードについては、生徒がスマートフォンやタブレットで答案用紙を撮影すると、AIが十数秒から30秒程度で採点を完了する仕様となっており、その場での自己採点や復習を可能にしている。

提供概要と今後の展望
「ECC AI ドリル」の提供概要は以下の通り。
- サービス名:ECC AI ドリル
- リリース時期:2027年4月(予定)
- 対象コース:2027年4月以降、ECC各コースにて順次導入予定
- 提供形態:Webブラウザベースのクラウドサービス(Google Chrome搭載、カメラ機能付き端末対応)
本記事は株式会社ECCの発表をもとに作成。
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