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Kyōto YouMe Triennaleが京都で26年10月開催へ、第1弾作家を発表

Kyōto YouMe Triennale実行委員会は、2026年10月9日から18日まで京都で開催する国際イベント「Kyōto YouMe Triennale」の第0回「MANIFESTO Edition」において、第1弾となる参加作家を発表した。アート、デザイン、クラフトを横断し、「つくる」の現代的価値を探求する試みとして、日本の新世代作家10組をはじめ、イタリア、カタール、アラブ首長国連邦、イギリス、アフガニスタンなど国内外の実践者が集う。会場は東本願寺の庭園「渉成園」や「重信会館」を中心に、京都各所で展開される予定となっている。

日本の新世代作家10組が出展する「Adaptive Radiation」

渉成園を会場とする展示「Adaptive Radiation(適応放散)」(キュレーター:金澤韻、展示デザイン:Code a Machine)では、工芸や伝統技術をルーツに持ちながら表現を展開する日本の新世代作家10組が作品を披露する。

出展作家は以下の通り。

  • 彌永ゆり子(デジタル描画の質感に着目し、電子基板やモニターを素材と組み合わせる作家)
  • 國政サトシ(結束バンドなどを草木染めなどで染色・加工するインスタレーションを展開)
  • 桝本佳子(「用途のない、飾るための器」をテーマに既存の枠組みを越える陶芸作品を制作)
  • 宇野湧(ワレモノとしての陶磁に着目し、保存や継承の新しい視点を提示)
  • 宮田彩加(ミシンを用いた独自手法で生物の形態や進化と呼応する作品を制作)
  • 宮崎啓太(車の廃材と紙を合わせた彫刻などを通じて社会システムを研究)
  • 野田版画工房(唐紙の伝統技法を用い、空間に新たな知覚と風景を生み出す作品を制作)
  • 坂本森海(土や火、食といった陶芸の根源的要素を用いた表現を展開)
  • 横山修(竹ひごによる緻密な構造体を手がける竹工芸家)
  • 品川亮(伝統的な様式から現代建築空間まで幅広く手がける画家)

海外の作家やデザイナーによる国際的な企画展示

本イベントでは、各国の文化や背景を反映した多彩な展示が予定されている。

イタリアの展示『Le Mani Pensano(考える手)』(キュレーター:マリア・ヴィットリア・バラヴェッリ)では、ジュリア・ビリンデッリ、アンドレア・キアラヴァッリ、ピエル・パオロ・マッジーニ、エレナ・リッチの4名が参加し、瞑想的行為としての制作を提示する。

カタールおよびアラブ首長国連邦(UAE)を対象とする『Design As Memory』(キュレーター:シェイカ・アル・スライティ)には、ガダ・アル・カター、マリアム・アル・ホメイド、アブドゥルラフマン・アル・ムフタ、アガタ・クルゼラが参加。建築やオブジェ、テキスタイルを通じた文化記録としてのデザインを提起する。

このほか、英国のグラフィックデザイナーで本トリエンナーレのビジュアル・アイデンティティも手がけるハリー・ピアースによるインスタレーション『It’s All Our Blood』(音楽:ピーター・ガブリエル)や、アフガニスタンのラピスラズリ鉱山を捉えたサイモン・バクストンの写真を重信会館で展示し文化遺産保護を支援する『Project Blue』が展開される。

地域体験プログラム「YouMe Journey」と今後の展開

会期中には、京都・滋賀のものづくりの現場や背景にある風土を一体として体験するプログラム「YouMe Journey」も実施される。「WATER KITCHEN|和食を育てる水」「MA(間)RESET」「How Japan Sees Beauty」「BEYOND BAMBOO」といったテーマ別の旅程が用意される。

名称の「YouMe」は英語の「you & me(あなたと私)」と日本語の「ゆめ(夢)」を組み合わせたもので、多様な人々が創造性の未来を共有する場を目指している。今後はインドのクリエイターが参加する展示『The Future Is Handmade』やリバティ150周年記念展、10月11日に京都リサーチパークで共催するカンファレンス「Meaning of Making」の登壇者情報などが順次発表される予定である。

開催概要

  • イベント名:Kyōto YouMe Triennale ─ MANIFESTO Edition
  • 会期:2026年10月9日(金)〜10月18日(日)
  • 会場:東本願寺 渉成園、重信会館、京都リサーチパーク、京都各所
  • 主催:Kyōto YouMe Triennale 実行委員会
  • 公式サイト:https://you-me-kyoto.org/

本記事はKyōto YouMe Triennale実行委員会の発表をもとに作成。

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