福岡のSIGNAL Galleryで草柳靜の個展が2026年9月7日より開催へ
福岡市のアートスペース「SIGNAL Gallery」で、アーティストの草柳靜による個展「TADAIMA(HOME NOW)」が2026年9月7日から9月27日まで開催される予定です。日本で生まれ育ち、25年以上を米国で過ごした草柳は、自らを異なる文化の間に生きる存在と捉え、絵画やドローイングなどを通じて場所や記憶、感情の本質を探求しています。本展では「今この瞬間に自分自身の内側へ帰ること」をテーマに、絵画作品の展示や関連イベントが展開されます。




内なる場所としてのHOMEを探求する展示構成

本展のタイトル「TADAIMA」には、「今」という意味と帰還を表す言葉が重ねられています。草柳にとって「HOME」とは特定の住所ではなく、肩書きや周囲の期待を手放して自分を受け入れる「内なる場所」を指します。2021年から2022年にかけての内省を経て絵画に癒しの力を見出した草柳は、色彩と形を通して記憶や身体感覚を探ります。
中心的な作品《Untitled (home)》は、大きな画面の中心から外へ広がる色彩と残された白い空間が共存し、外への拡張と内への帰還が同時に表現されています。

会期中には、作家本人による関連プログラムが複数予定されています。対話を通じて相手の感覚や物語を捉え、言葉とドローイングでポートレートとして表現する独自の実践「Soul Portrait」セッションが9月12日と9月20日に開催されます。本セッションは予約優先で、参加にはドリンク1杯の注文が必要です。
また、9月12日にはアーティストトークが行われるほか、9月14日には福岡・清川の「TAO」を拠点とするGenki Nishiyamaを迎えたDJイベント「花いけと選曲」が実施されます。


草柳靜の経歴とギャラリー概要


草柳靜は1982年横浜生まれで、現在は福岡を拠点に活動する日系アメリカ人アーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクター、教育者です。Parsons School of DesignでBFAを取得し、ロサンゼルスやニューヨークなどで作品を発表してきました。2023年にはIKEA Residencyの参加アーティストに選出され、Hopper Prizeのショートリストにも選ばれています。
会場となるSIGNAL Galleryは、「Art — Music — Culture」をコンセプトに福岡からカルチャーを発信するスペースで、国内外のアーティストの紹介を行っています。
開催概要
- 展覧会名:TADAIMA(HOME NOW)
- アーティスト:草柳 靜(Shizuka Kusayanagi)
- 会期:2026年9月7日(月)– 9月27日(日)※最終日は17:00まで
- 会場:SIGNAL Gallery(福岡県福岡市中央区今泉2丁目3-18)
- 営業時間:11:00–19:00 ※9月14日は11:00–23:00
- 休廊日:火曜日
- 入場料:無料
本記事はSIGNAL Galleryの発表をもとに作成しています。
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