JA三井リースグループが50億円規模のCVCファンド設立 9月に投資開始予定
JA三井リース株式会社は、グループ会社であるJA三井ストラテジックパートナーズ株式会社を通じて、Spiral Innovation Partners LLPを無限責任組合員とするコーポレート・ベンチャーキャピタルファンドを設立し、運用を開始しました。
東京都中央区に本社を置くJA三井リース株式会社(代表取締役 社長執行役員:松本恭幸)およびJA三井ストラテジックパートナーズ株式会社(代表取締役社長:滝田尚吾、以下「JMSP」)からなるJA三井リースグループは、新ファンドを通じてスタートアップとの共創や事業機会の創出を目指します。
CVC設立の背景
近年、脱炭素社会への移行やデジタル技術の進展、労働力不足や産業構造の変化などにより企業や地域社会を取り巻く環境が変化するなか、課題解決に向けたスタートアップの重要性が高まっています。
JA三井リースグループは、経営基盤強化5カ年計画「Sustainable Evolution」において、エネルギー・トランジション、トランスポーテーション、不動産、デジタルインフラを成長領域として位置付けるとともに、「新技術・サービスの創出」を重点・基盤領域に掲げてベンチャー投資やパートナーとの共創を進めています。今回のファンド設立により、顧客課題の解決や新たな事業機会創出の取り組みを加速させる方針です。
投資方針と支援内容
JA三井リースグループは2018年に社内ベンチャーキャピタル・ファンドを創設し、これまでに40社超のスタートアップ投資を実行してきました。
今回のファンドでは、グループの成長領域や重点・基盤領域と親和性を持つ企業、顧客基盤や事業ノウハウを活用した協業が見込まれる企業のほか、将来的な事業機会創出や価値創造につながる先進的な技術・サービスを有するスタートアップを投資対象とします。資金提供だけでなく、グループの顧客基盤や事業ネットワークを活かした事業連携や協業を推進し、スタートアップの成長支援と事業化を進めるとしています。
設立されたファンドの概要は以下の通りです。
- ファンド名称:JM Strategic Innovation投資事業有限責任組合
- 設立日:2026年7月15日
- ファンド総額:50億円
- 運用期間:10年間(予定)
- 無限責任組合員:Spiral Innovation Partners LLP
- 有限責任組合員:JA三井ストラテジックパートナーズ株式会社
- 投資対象:アーリーからミドルステージを中心としたスタートアップ
- 投資領域・テーマ:JA三井リースグループが成長領域として位置付けるエネルギー・トランジション、トランスポーテーション、不動産、デジタルインフラの4領域、ならびに既存事業との共創にとどまらず将来の新たな事業機会創出につながる技術・サービス領域
- 投資開始:2026年9月(予定)

今後の展開

新ファンドは、グループ内で資本業務提携の推進を担うJMSPを中心に運営されます。スタートアップとの連携を通じて将来の事業成長を支える技術やサービスの獲得、戦略的提携機会につなげるとしています。
本記事はJA三井リース株式会社の発表をもとに作成しています。
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