AI活用を組織に広げる人の約7割が定型作業をAI化、Uravationが調査結果公表
株式会社Uravationは、自社サイトで無料公開している「AI活用度診断」の回答ログを集計した調査結果を発表した。2026年10月6日に公表した調査の続報にあたり、8月1日から11月2日までの747人(963回)の回答データをもとに、AI活用を組織に広げている人と個人利用にとどまる人の違いや、AI出力の確認方法について分析している。
組織展開する層の約7割が業務をAI化
調査によると、周囲への広げ方について「チームで使い方を共有している」「部署や会社のAI活用を主導している」と回答した層(119人)のうち、68.9%が繰り返し作業をAI化していた。これは「自分だけで使っている」と回答した層(476人)の25.8%と比較して2.7倍の割合となる。
さらに、カスタムAIの自作やAIエージェントへの委任まで進んでいる人の割合を比較すると、自分だけで使う層の8.0%に対し、組織で広げている層では44.5%に達した。毎日AIを使う層(440人)に絞った場合でも、繰り返し作業をAI化している割合は自分だけで使う層が33.3%、組織で広げている層が77.8%となっている。
繰り返し作業のAI化の段階別に出力の扱い方を調べたところ、「用途ごとに確認の深さを使い分けている」と答えた割合は、AI化を「していない」層(482人)では23.7%だったのに対し、「AIエージェントに業務を任せている」層(62人)では58.1%に上った。
一方で、出力を「そのまま使うことが多い」または「ざっと目を通す程度」で利用する割合は、AI化していない層が45.9%であるのに対し、AIエージェントに任せている層では22.6%にとどまった。AIに任せる段階が進んでいる利用者ほど、確認を省略するのではなく、用途に応じて確かめる度合いを定めている傾向がうかがえる。
利用頻度が高いほど用途別の確認を実施
AIの利用頻度別に出力の扱いを比較した分析では、「1日中、相棒のように使う」層(247人)の40.9%が用途ごとに確認の深さを使い分けていると回答した。一方、「ほとんど使わない」層(102人)では14.7%、「週に数回」の層(205人)では22.0%、「毎日1〜2回」の層(193人)では25.4%となった。
出力を「そのまま使うことが多い」または「ざっと目を通す程度」とする割合は、「ほとんど使わない」層の58.8%から「1日中、相棒のように使う」層の28.7%まで利用頻度が高くなるにつれて減少した。「必ず自分で裏取りする」と答えた割合は利用頻度にかかわらず26.5%〜35.2%の範囲であり、頻度による差は小さかった。
調査概要と会社情報
本調査は、無作為抽出による標本ではなくサイトを自発的に訪れた利用者の自己評価を集計したもので、因果関係を示すものではない。
- 調査名:AI活用度診断 回答ログ調査(続報)
- 調査期間:2026年8月1日〜11月2日(94日間・11月2日14時時点の記録)
- 調査機関:株式会社Uravation(自社調べ)
- 有効件数:963回(初回回答747人分で集計)
株式会社Uravationは2024年2月設立のAIカンパニーで、東京都文京区本郷6丁目25番14号に拠点を置き、代表取締役は佐藤 傑氏が務める。生成AIの研修、コンサルティング、開発を展開している。
本記事は株式会社Uravationの発表をもとに作成。






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