ERPC、マルチチェーンRPCのERPC Edgeを16チェーン対応へ拡大
オランダ・アムステルダムに本社を置くELSOUL LABO B.V.(代表取締役:川崎文武)が運営するERPCは、2026年11月6日、マルチチェーンRPC「ERPC Edge」の対応範囲を16チェーンへ拡大したと発表しました。

利用者は1つのRPCキーと共通ドメイン(edge.erpc.global)を通じてSolanaやEthereumなどの各チェーンへ接続でき、利用量を計測するトークン枠も対応チェーン全体で共有して管理できます。
16チェーンへの対応と共通ドメインでの接続
今回対応が発表されたのは、Solana、Ethereum、Avalanche、Base、Arbitrum、Bitcoin、Hyperliquid、Kaia、Monad、NEAR、Optimism、Polygon、Robinhood Chain、Soneium、Sui、TRONの計16チェーンです。
各チェーンへの接続は、共通ホスト名の edge.erpc.global に対し、URLのパスで接続先を指定する仕組みとなっています。
- Solana接続先の例:https://edge.erpc.global
- Ethereum接続先の例:https://edge.erpc.global/eth
- Polygon接続先の例:https://edge.erpc.global/polygon
- Base接続先の例:https://edge.erpc.global/base
これら4チェーンなどでは、URLの api-key パラメータにERPCのRPCキーを指定してリクエストを送信します。なお、SuiのSDKでは Authorization: Bearer ヘッダーにキーを指定するなど、認証情報の渡し方はチェーンごとに異なります。また、対応メソッドやWebSocketの利用可否もチェーンやプランによって異なります。
利用枠の共有とグローバルエッジへの自動接続
ERPC Edgeでは、RPC利用量を計測する単位である「ERPCトークン」の枠を、対応チェーン全体で共有して消費します。これにより、開発対象が増えた場合でも利用枠を個別に分けて管理する必要がなくなります。ただし、チェーンごとに追加枠が付与される仕様ではなく、トークン消費量やリクエスト制限はチェーンやメソッド、プランの条件に従います。
また、インフラ面ではCloudflareのグローバルネットワークを活用し、世界300以上のエッジロケーションを利用しています。アクセス時には通信経路上で近いエッジへ自動接続されるため、利用者が地域ごとの接続先を選択する必要はありません。
Freeプランの提供と利用手順
接続確認やPoC向けには、月額€0の「RPC Freeプラン」が用意されています。通常の利用開始時には月額料金とは別に€5の決済認証が必要です。
Freeプランでは毎月初め(UTC)に420万トークンが補充され、対応チェーンで共通して利用できます。未使用分の翌月繰り越しは行われません。なお、420万トークンは420万回のリクエストを意味するものではなく、BaseやPolygonのFreeプランではアカウント単位で10秒に1リクエストといったレート制限が設けられています。
サービスの利用開始手順は以下の通りです。
- ERPC Web Dashboardにログインし、プラン利用開始の手続きを行って設定の「RPCキー」を確認する
- ダッシュボードのEdgeページで、対象チェーンの接続先URLとクイックスタートを確認する
- アプリケーションにRPCキーと接続先を設定し、各チェーンに対応するリクエストを送信する
本記事はELSOUL LABO B.V.の発表をもとに作成されています。
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