AIマネー大学、認知スキルと経済成長をテーマにした論文読書会を11月下旬に開催へ
東京都練馬区に本社を置くAIマネー大学株式会社は、エリック・ハヌシェク(Eric A. Hanushek)氏とルートガー・ヴェスマン(Ludger Woessmann)氏による経済学論文をテーマにした読書会を、2026年11月下旬に開催します。講師は同社のコンサルタント兼学長を務める山中裕氏が担当し、Zoomによるオンラインウェビナー形式で実施されます。
教育の「質」と経済成長の関係を検証した論文を解説
取り上げる論文は、2008年に『Journal of Economic Literature』へ掲載された「The Role of Cognitive Skills in Economic Development(経済発展における認知スキルの役割)」です。同論文は、教育が個人の所得や経済成長に果たす役割について、学校教育の「量」と「質」に分けて検証した展望論文となっています。
著者らはPISAやTIMSSなどの国際学力テストの結果を国ごとにつなぎ合わせ、各国の「認知スキル」の指標を作成して1960年から2000年の1人あたりGDPの成長と比較しました。その結果、学力テストの点数を説明変数に加えると、就学年数は成長をほとんど説明しなくなることが示されています。また、テストの点数が1標準偏差高い国は1人あたりGDPの年平均成長率がおよそ2ポイント高いという推計結果や、最低限の基礎学力と高い水準の学力の双方が成長に重要であること、学力の効果が経済制度の質と補い合う関係にあることも示されています。
読書会で議論される3つの論点
読書会は「教育と経済成長を読む 論文読書会(ハヌシェク&ヴェスマン・シリーズ)」の第1回として実施され、主に以下の3つの論点を中心に議論が進められます。
- 就学年数の伸びと経済成長の相関をめぐるラント・プリチェット(Lant Pritchett)氏の研究に対する反論か補強かという点
- 分析対象が主に中等教育までであることから、大学教育への示唆をどう読むかという点
- 日本の教育政策に当てはめ、公費を大学の在籍年数や学歴ラベルではなく基礎教育の質と成果に回すべきかという点
開催概要と参加方法
本読書会は、経済学の予備知識を問わず、経済・教育政策に関心のある方や投資家、経営者、教育関係者、学生などを対象としています。

- イベント名:『The Role of Cognitive Skills in Economic Development』(著:エリック・ハヌシェク、ルートガー・ヴェスマン)論文読書会「成長を決めるのは学歴か、学力か」
- 開催日:2026年11月下旬
- 開催形式:Zoomオンラインウェビナー開催
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主催:AIマネー大学株式会社
- 申込方法:aimoneyuniversity@aimu.info 宛てに、件名へ「『The Role of Cognitive Skills in Economic Development』論文読書会参加希望」と明記して送信

本記事はAIマネー大学株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



