アストンマーティン、WEC最終戦モンツァに参戦へ ValkyrieとVantageで挑む
アストンマーティンは、2026年11月8日にイタリアで開催される2026年FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦のモンツァ6時間レースに参戦します。ワークスチームTHORのハイパーカーValkyrieが参戦2年目のシーズンを締めくくるほか、LMGT3クラスではVantageがシーズン2勝目を目指します。

現在9戦連続でポイントフィニッシュを達成しているValkyrieは、10戦連続のポイント獲得と初の表彰台を視野に入れて最終戦の舞台であるモンツァに臨みます。
アストンマーティンTHORチームのValkyrieは、今シーズンのWEC全レースでポイントを獲得しています。前戦バルセロナでは、アレックス・リベラスとマルコ・ソーレンセンが駆る009号車が2戦連続となる9位に入りました。トム・ギャンブルとハリー・ティンクネルの007号車とともに、第6戦の富士では表彰台争いを繰り広げ、2台揃ってトップ6からスタートを切るなどシーズンを通じて着実に進化を遂げています。
2026年のこれまでの最高成績は、スパ・フランコルシャン6時間レースとローン・スター・ル・マンで記録した4位です。アストンマーティンは現在、FIAハイパーカー世界耐久マニュファクチャラーズ選手権において58ポイントを獲得し6位につけており、最大44ポイントが獲得可能なモンツァでのさらなる加算を狙います。

競技仕様のValkyrieは市販モデルをベースに開発され、カーボンファイバー製シャシーに改良型の6.5リッターV12エンジンを搭載しています。レギュレーションに従い、最高出力は厳密に500kW(680PS)に設定されています。
LMGT3クラスで好調を維持するVantage
LMGT3クラスに参戦するVantageは、今シーズンにル・マン24時間、サンパウロ6時間レース、ローンスター・ル・マンで3連続ポールポジションを記録するなど速さを示しています。
アストンマーティン・レーシング(AMR)のパートナーチームであるThe Heart of Racing(THOR)は、イアン・ジェームズ、マティア・ドルディ、ザック・ロビションの27号車でサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を制覇しており、今季2勝目を目指します。27号車は第6戦富士でも2位に入り、ドライバーおよびチームランキングで8位につけています。グレイ・ニューウェル、ジョニー・アダム、ドゥドゥ・バリチェロが乗る23号車もランキング3位への浮上や初優勝を視野に入れています。
冬期も続く世界規模のレース活動
WEC終了後もVantageのレース活動は継続されます。フランスのポール・リカールで開催される2026/27年アジアン・ル・マン・シリーズ(ALMS)開幕戦には、AMRのパートナーチームが4チーム参戦します。
- THOR(26号車および27号車)
- Car Blanche by RSL(YRB RacingとRacing Spirit of Lémanのパートナーシップによる参戦)
- Ecurie Ecosse Blackthorn
さらに、マカオのギア・サーキットで開催されるFIA GTワールドカップには、Comtoyou Racingからマルコ・ソーレンセンとジェイミー・デイが出場する予定です。
モンツァ6時間レースは、2026年11月8日の現地時間11:00(グリニッジ標準時10:00)にスタートします。
本記事はアストンマーティンの発表をもとに作成されています。
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