クラウディオ、基幹システム向けSQUD開発・保守パックを9月1日提供開始へ
株式会社クラウディオは、独自のAI駆動開発手法「SQUD(スクード)」を適用した基幹システム向けサービス「SQUD開発・保守パック」を、2026年9月1日に提供開始する。本サービスは、動くプロトタイプで要件を具体化した上で本番用の設計やテストへ移行し、開発から保守までを一貫して支援する。生成AIの活用と手順の標準化によって開発を効率化し、機能数に応じた標準価格で提供する。
基幹システムでは、事業や業務の変化に伴い、画面や帳票の変更、他システムとの連携といった追加開発が継続して発生する。同社は、生成AIによる実装支援に加えて、案件ごとに発生する準備や文書作成、品質管理の手順を標準化することで開発全体の効率化を図る。これにより、中堅・中小企業が必要なシステムを整備しながら、本来の事業に人材や資金を投じやすくすることを目指している。
なお、「SQUD」はSpeed(速さ)、QUality(品質)、Delivery(提供)を組み合わせた造語である。単にコード生成を迅速化するだけでなく、最終的な要件や品質の確認、本番リリースの判断は人が担う設計となっている。
SQUDがもたらす5つの価値
SQUDでは、以下の5つの価値を提供するとしている。
- 動く画面で要件を具体化:設計段階からプロトタイプを確認し、発注側と開発側の認識のずれを早期に発見する。
- 開発スピードと品質確保を両立:プロトタイプで要件を確定後、設計・テスト・レビューを実施して本番利用に必要な品質に仕上げる。
- 経験者の暗黙知を標準化:開発規約や設計標準、文書フォーマット、品質ゲートを整備し、品質管理の個人依存を抑える。
- 機能単位の標準価格:10機能単位の標準価格を設定し、発注前の予算計画を立てやすくする。
- 開発成果を保守へ引き継ぐ:開発時の仕様書や設計書、規約を引き継ぎ、月額制の保守で導入後も支援する。
提供サービスと価格体系
「SQUD開発・保守パック」は、基幹システムの画面、データ連携、帳票などのアドオン開発を対象とする。料金は10機能単位の標準価格となっており、開発費用は1機能あたり50万円(税別)、保守費用は1機能あたり月額1万円(税別)で10機能から利用できる。保守の対象は同サービスで開発した機能となる。
- 10機能:開発価格 500万円(税別)/保守価格 10万円/月(税別)
- 20機能:開発価格 1,000万円(税別)/保守価格 20万円/月(税別)
- 30機能:開発価格 1,500万円(税別)/保守価格 30万円/月(税別)
標準価格の条件を超える開発や規模、環境構築、データ移行などについては、別途個別に見積もるとしている。
今後の展開
本サービスは、まずMicrosoft Dynamics 365を中心としたERPのアドオン開発に適用され、実案件で得られた知見をもとに適用対象を順次拡大していく方針である。また、開発プロセスや品質ゲート、生成AIと人の役割分担などの技術的詳細をまとめたホワイトペーパーも公開されている。

株式会社クラウディオの概要
- 代表者:代表取締役会長 石川正明
- 所在地:東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン14F
- 設立:2019年6月
- 事業内容:デジタルトランスフォーメーションのコンサルティング、デジタルソリューションのサービス提供
- URL:https://www.claudio.co.jp/
本記事は株式会社クラウディオの発表をもとに作成。
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