NoBorderがペット業界の闇に迫る討論番組を10月31日にYouTubeで公開
株式会社NoBorderは、ニューメディア「NoBorder」において「#71 【犬猫を燃やして山へ…】“かわいい”を金に変える2兆円市場─人間のエゴが生んだペット業界の闇」を10月31日21:00にYouTubeで公開しました。
番組では、犬や猫の生体販売や繁殖、血統書、悪質な事業者への規制、飼い主の責任などを通じ、ペット産業と動物の命をめぐる問題について多角的な議論を展開しています。
血統書と繁殖をめぐる課題
番組内では、獣医師でぎふ動物行動クリニック院長の奥田順之氏が、血統書は犬や猫の血統を示すものであり、健康や適切な繁殖環境まで保証するものではないと説明しました。外見的特徴を求めた繁殖により、スコティッシュフォールドの骨軟骨異形成や短頭種の呼吸器疾患、ダックスフンドの椎間板疾患といった遺伝性疾患などを抱えるリスクを指摘しています。
これに対し、PETAアジア活動家の今井レイラ氏は動物を繁殖させて商品として販売する行為自体の見直しを訴えたほか、体感型動物園iZoo園長の白輪剛史氏は、法令を守り健康管理に努める適正な事業者と問題のある業者を区別し、悪質な行為を取り締まるべきだとの見解を示しました。
生体販売の是非と悪質ブリーダー対策
店頭での生体販売をめぐり、今井氏は衝動的な購入を促す販売手法に反対し、港区議会議員の斎木陽平氏は段階的な縮小の検討を提案しました。ノンフィクションライターの窪田順生氏は飼育希望者の適性などを確認して引き渡す仕組みへの移行に言及した一方、白輪氏はペットショップの相談対応などの役割を挙げ、一律禁止ではなく違反事業者への監督や処分を徹底すべきだと主張しました。
また、悪質なブリーダーへの対応について、奥田氏は動物愛護管理法に基づく処分などの難しさに触れつつ、明確な違法行為には刑事告発を含む対応が必要だと述べました。売れ残った動物を有償で引き取る「引き取り屋」の存在についても議論が及び、窪田氏は実態の見えにくさを指摘し、白輪氏は保護団体の適正な飼育状況への確認の必要性に触れています。なお、番組内での「引き取り屋」をめぐる主張は出演者の取材や見解に基づく問題提起であり、特定の団体や個人の違法行為が確定した事実として示されたものではありません。
飼い主の責任とクローン技術の倫理
事業者側だけでなく、飼い主側のあり方も議論されました。元TBS最年少プロデューサーの和田悟氏は、飼育前の資格制度や講習制度の設置を提案しました。NoBorder CEOの溝口勇児は、生体販売の全面禁止には慎重な姿勢を示しつつ、動物を虐待する事業者や飼い主には厳しい処罰が必要だと述べています。
終盤ではクローン動物についても触れられ、和田氏が需要の存在を指摘する一方、今井氏は遺伝情報が同じでも記憶や性格まで同一にはならないとし、倫理的な問題を指摘しました。
番組の配信情報と株式会社NoBorderの概要
本番組の配信情報および株式会社NoBorderの概要は以下の通りです。
- 番組名:NoBorder
- エピソード:#71
- タイトル:【犬猫を燃やして山へ…】“かわいい”を金に変える2兆円市場─人間のエゴが生んだペット業界の闇
- 公開日時:10月31日 21:00
- 配信媒体:YouTube(無料視聴)
- 視聴URL:https://youtu.be/AZSQYnZP60Y
【株式会社NoBorder 概要】
- 会社名:株式会社NoBorder
- 代表取締役:溝口勇児
- 本社:東京都港区
- 事業内容:ジャーナリズムメディアの企画・制作・配信
- お問い合わせ先:info@no-border.jp
本記事は株式会社NoBorderの発表をもとに作成しました。
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