日本の教育だけで世界に通用しないと考える保護者が6割弱 ISCA TOKYO意識調査
株式会社芙蓉エデュケーションズが運営する「ISCA TOKYO」は、小学生以下の子どもをもつ保護者を対象に「世界で通用する力の育成に関する意識調査」を実施しました。調査の結果、保護者の6割弱が日本の教育だけでは子どもが世界に通用するようにはならないと考えている実態が明らかになりました。また、子どもに身につけてほしい力と日本の教育で身につくと感じる力との間には、大きな意識の差が存在することも示されています。
生成AI普及に伴う知識重視への見方は拮抗
生成AIが普及する中で「知識を覚えて正確に答える力」の重要性が今後どうなるかを尋ねたところ、「変わらないと思う」が42.1%で最多となりました。一方、「大きく高まると思う」(11.9%)と「やや高まると思う」(17.3%)を合わせた29.2%に対し、「やや低下すると思う」(18.2%)と「大きく低下すると思う」(10.4%)の合計は28.6%となり、重要性が高まるという見方と低下するという見方が拮抗しています。
求められる力と日本の教育で身につく力のギャップ
これからの時代に子どもに持ってほしい力としては、「自分で考えて答えを出す力(思考力・判断力)」(53.7%)、「自分の考えを伝える力(表現力・発信力)」(52.2%)、「失敗してもあきらめずにやり抜く力」(50.7%)の上位3項目がいずれも半数を超えました。
しかし、日本の教育で身につくと思う力を尋ねた結果では、「基礎学力(読み書き・計算・教科の知識)」が43.6%で1位となったものの、上記の上位3項目については「自分で考えて答えを出す力(思考力・判断力)」が23.0%、「自分の考えを伝える力(表現力・発信力)」が21.5%、「失敗してもあきらめずにやり抜く力」が18.8%にとどまりました。持っていてほしい力の上位3つに対し、日本の教育で身につくと思う比率はいずれも30ポイント以上下回っています。
6割弱が「日本の教育だけでは世界に通用しない」と回答
子どもが日本の教育だけで世界に通用するようになるかという質問では、「あまり通用するようにはならないと思う」(34.9%)と「通用するようにはならないと思う」(22.1%)を合わせた57.0%に達し、6割弱が日本の教育だけでは不十分だと捉えています。「ある程度通用するようになると思う」は34.0%でした。


通用するようにはならないと考える保護者に理由を尋ねたところ、「正解を覚えることが中心の学習になっていること」(39.3%)が最も多く、次いで「全員に同じことを求め、個性を伸ばしにくいこと」(35.1%)、「自由な発想を生かす活動が少ないこと」(32.5%)が上位に挙がりました。また、子どもの個性を伸ばす教育の必要性については、「どちらかといえば必要だと思う」(49.9%)と「必要だと思う」(26.6%)を合わせ、約75%(76.5%)が必要性を肯定しています。

調査概要


- 調査期間:2026年10月16日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:小学生以下の子どもをもつ保護者(20代~50代の男女)
- 調査人数:335名
- モニター提供元:RCリサーチデータ
- 注記:本調査における「生成AI」はChatGPTなど文章や画像を作成するAIを指し、「日本の教育」は日本の学校で受ける教育(塾や習い事など学校外は除く)を指します。回答比率は小数点第二位を四捨五入しています。

調査実施会社・運営スクール概要
- 社名:株式会社芙蓉エデュケーションズ
- 所在地:〒113-0021 東京都文京区本駒込2丁目1番18号
- 代表取締役:安田 聡子
- 事業内容:幼児からの海外留学コンサル及びサポート業務、英国クライストカレッジ・ブレコン 日本事務所としての業務及びサポート業務、英国 International School of Creative Arts (ISCA:イスカ) 日本事務所としての業務及びサポート業務、アート&デザイン・クリエイティブスクール事業
- URL:https://www.fuyo-educations.com/overview/
- スクールの詳細:ISCA TOKYO(公式サイト:https://isca.tokyo/)

本記事は株式会社芙蓉エデュケーションズの発表をもとに作成されています。なお、背景情報として中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/gaiyou/mext_00022.html、2026年10月13日に利用)が参照されています。
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