OneStreamが新機能提供、データ連携で搬入票を自動作成しトラック待機時間を削減
OneStream株式会社は2026年11月2日、提供するコンテナ物流プラットフォームの新機能として「搬入票の自動作成機能」の提供を開始しました。既存の各種データと連携して帳票を自動生成することで、港湾ターミナルや配送先への搬入に必要な書類作成の手間を解消します。これにより入力作業の効率化とトラック待機時間の削減を図り、物流現場のデジタルトランスフォーメーションを推進します。
開発の背景と物流現場の課題
日本のコンテナ物流現場では、物流効率化法への対応に加え、ドライバーの残業規制強化に伴う「物流の2024年問題」や労働力不足への対応が急務となっています。特に海上コンテナの陸上輸送においては、コンテナ搬入・搬出時の搬入票作成業務において紙媒体やExcelへの手入力が主流となっており、現場スタッフやドライバーの負担となっていました。入力漏れや誤記によるチェック待ちや手戻り作業の発生は、港湾周辺のトラック渋滞や荷待ち時間増加の要因の一つとされています。
搬入票の自動作成機能における特長
今回提供が開始された新機能は、海運会社の船積予約やコンテナ番号、コンテナ封印番号(シール番号)などの情報をもとに、システム上で必要なデータを自動抽出し帳票を作成する仕組みです。
- データ連携による自動生成
従来の転記作業や重複入力を不要とし、前工程で登録された情報からワンタップで搬入票を自動出力します。
- ペーパーレス化と作業時間・待ち時間の削減
輸出コンテナを扱う倉庫実務のペーパーレス化と迅速化を進めることで、現場の事務作業時間を削減し、ドライバーの待機時間低減に貢献します。
- リアルタイムな情報共有
クラウド上で海運会社の船積予約(ブッキング)情報と現場のコンテナ番号、コンテナ封印番号(シール番号)を紐づけて管理します。荷主、乙仲、倉庫、ドレージ(ドライバー)間でのスムーズな情報共有を可能にします。

- スムーズな運用で利便性向上
コンテナの到着、バース管理、荷役写真の撮影・管理・共有をシステム上でワンストップ管理できるようになります。
「One Stream」は、海上コンテナ輸送から陸上輸送までのプロセスを可視化し、業務を最適化するクラウド型プラットフォームです。荷主・倉庫・ドレージ輸送会社・港湾関係者の間に分散していた運行情報や搬入・搬出データを一元管理し、リアルタイム追跡や自動配車、バース予約管理をデジタル化しています。これまでコンテナ輸送の取扱量は累計約5万本を突破しています。
愛知県名古屋市に本社を置くOneStream株式会社は、代表取締役の足立 聡史氏が率いる企業で、トヨタ自動車の新規事業企画からカーブアウトしました。今後は配車計画の最適化や港湾混雑状況に応じたリアルタイム運行管理機能の強化など、コンテナ物流全体のプラットフォーム化を進めていくとしています。
会社概要
- 社名:OneStream株式会社
- 代表者:代表取締役 足立 聡史
- 所在地:愛知県名古屋市
- 事業内容:コンテナ物流DXシステムの開発・販売、物流DXコンサルティング
- Webサイト:https://onestream.co.jp/
本記事はOneStream株式会社の発表をもとに作成されています。
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