川上徹也の新書あだ名の正体が発売へ 人間関係や距離感を読み解く
小学校などで「あだ名禁止」や「さん付け」のルールを導入する動きが広がり、SNSを中心に賛否両論の議論が起きています。こうした背景のなか、筑摩書房の「ちくまプリマー新書」より、川上徹也氏による新書『あだ名の正体 ──なぜうれしくて、なぜ傷つくのか』が2026年11月11日(11月9日配本)に発売されます。本書はあだ名禁止の是非を問うことのみを目的とせず、呼ぶ側の感覚ではなく呼ばれる本人の「同意」を軸に、呼び方と人と人との距離、権力、名前の持つ力を読み解く内容となっています。
あだ名は仲間意識を深めたり相手との距離を縮めたりする働きがある一方で、相手を傷つける要因にもなり得ます。また、場合によっては権力者に対峙する道具となることもあります。本書では、あだ名のよしあしを決定づける要素として呼ばれる側の「同意」に着目し、コピーライターとしての視点を交えながら名前や呼び方が人間関係やモノとの関係に及ぼす影響を掘り下げています。

学校から社会、商品名まで広がる呼び方の構造
本書では学校内における呼び方の問題にとどまらず、幅広い分野における名称や愛称の構造を取り上げています。有名人の愛称である「キムタク」「ガッキー」「りくりゅう」に親しみを感じる心理や、恐い先生・権力者にあだ名をつけたくなる理由、ペットやぬいぐるみ、さらにはAIへの命名心理、そして「マクドナルド」が「マック」や「マクド」と呼ばれる背景などを分析し、呼び方に反映される関係性を解説しています。中高生から大人までを対象に、学校、家庭、職場で日常的に使われている呼び方について再考を促します。
著者プロフィール
著者の川上徹也(かわかみ・てつや)氏は、コピーライターおよび日本語探究家として活動しています。大手広告代理店勤務を経て独立し、東京コピーライターズクラブ新人賞、広告電通賞、ACC賞などの受賞歴を持ちます。これまでに数多くの商品やサービスの名称考案に携わっており、著書も多数出版されています。
書誌情報
- 書名:『あだ名の正体 ──なぜうれしくて、なぜ傷つくのか』(ちくまプリマー新書)
- 著者名:川上徹也
- 発売日:2026年11月11日(11月9日配本)
- 頁数:176頁
- 定価:990円(税込)
- ISBN:978-4-480-68567-4
- 書誌情報ページ:https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480685674/
本記事は株式会社筑摩書房のプレスリリースをもとに作成しました。
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