名古屋商科大学1年生が日商簿記3級に23名2級に9名合格
名古屋商科大学商学部の税理士・公認会計士コースに所属する2026年度入学の1年生が、入学後半年で日商簿記3級に23名、2級に9名合格した。同コースは商業高校出身者だけでなく、普通科出身で入学後に初めて簿記を学ぶ学生も多く所属している。コース生は低学年次に日商簿記3級や2級を取得し、その後は税理士試験の科目合格に向けた対策を進める仕組みとなっている。
初学者の1年生2名が語る合格への取り組み
入学後に初めて簿記の学習を開始し、日商簿記3級と2級に合格した1年生2名が勉強法などを振り返った。
税理士を目指す吉野さんは、3級合格までに3ヶ月を費やしたものの、理解が深まったことでその1ヶ月後に2級に合格した。先に受験日を設定して逆算し、計画的に勉強を進めるルールを作ったという。「簿記合格までの勉強を通して、努力は報われる、自分が本気で頑張ったことは数字や結果で返ってくるということを学びました」と語り、来年に簿記論と財務諸表論の2科目合格を目指している。

公認会計士を志望する鈴木さんは、疑問を先輩に相談できる環境や、2,3人のグループで励まし合える仲間の存在が継続につながったと振り返る。朝の時間を活用するなどして毎週20時間の勉強時間を確保したといい、今後は11月の簿記1級、来年5月末の公認会計士の短答試験、8月の税理士試験の会計科目受験を予定している。
税理士・公認会計士コースの支援と実績
税理士・公認会計士コースは2010年度から開始し、これまで延べ90名の合格者を輩出してきた。昨年度は科目合格者を7名、そのうち3科目合格者を1名輩出している。合格者には同大学の奨学金規程に基づき、最大4年間の授業料等に相当する奨学金が支給される。
なお、入学前にすでに日商簿記2級を取得している学生については、1年次より税理士試験の科目合格に向けた対策を行っている。

監査法人や税理士法人への進路と大学院連携
公認会計士試験や税理士試験に合格した卒業生は、監査法人や税理士法人への就職を果たしている。コースでは就職した先輩の体験談を聞く機会、企業訪問、インターンシップなども実施されている。
また、学部卒業後に同大学の大学院へ進学する学生も多く、大学院で税法学の分野を修了した場合は、税法分野2科目の試験免除申請が可能となっている。
名古屋商科大学の概要
名古屋商科大学の概要は以下の通り。
- 開学:1953年
- 設置組織:4学部8学科1課程
- 国際交流:世界63カ国196校の提携校と交換留学や国際ボランティアなどを実施
- 国際認証:国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得(※)
※「国内初」は、国内の大学(院)における3大国際認証(AACSB・EQUIS・AMBA)の同時取得状況について、2026年10月時点で各認証団体(AACSB、EFMD、AMBA)公式サイトの認定校リストを確認した結果に基づく(名古屋商科大学調べ)。比較対象は日本国内の大学・大学院全体。2021年9月にEQUIS認証を取得し、国内で初めて3認証の同時取得を達成したとしている。
本記事は名古屋商科大学の発表をもとに作成。
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