ZenmetryがカラビナハートのSNS運用でAIエージェント実装を伴走支援
株式会社Zenmetryは、マーケティング・SNS運用支援を手がけるカラビナハート株式会社に対し、AIエージェントの業務実装に向けた伴走支援を実施しました。約1カ月にわたり、カラビナハートが実際に行うSNS運用業務を題材にAIエージェントを構築し、これまで人が担っていた確認業務の一部を移行しました。単なるツールの操作習得にとどまらず、企業や業界ごとのルールをAIに実装することで、業務効率化と品質向上の両立を図っています。


SNS運用における確認業務をAIエージェントへ移行
カラビナハートでは以前から生成AIを利用していたものの、業務フローへの組み込みや継続的な作業の委託に向け、自社ルールの整理と実務に合わせたAI設計が課題となっていました。これを受け、Zenmetryは実際のSNS運用業務を題材とした伴走支援を提供しました。
今回の取り組みでAIエージェントを実装した主な業務は以下の4点です。
- SNS投稿の校正・品質チェック:独自の表現ルールや確認項目をAIに読み込ませ、テキストや画像との整合性を確認して人の作業を補完
- 投稿予定と実際の投稿状況の確認:予定通りの投稿が行われているかをAIが照合し、複数アカウント運用に伴う負担を軽減
- 災害情報の定期モニタリング:設定した基準に合致する災害情報をAIが定期検知し、Slack等で通知して投稿の継続や延期判断を支援
- SNS上のトレンド収集:話題のテーマをAIが収集し、タイムリーな企画や投稿提案に活用
人の見落としを防ぎSNS運用の品質を向上
約1カ月の取り組みにより、カラビナハートでは細かな確認業務の負担が軽くなったほか、人が見落としやすいポイントをAIが補完することによる品質向上を実感しているとしています。検索にかける確認時間が削減されたことについて、同社は「名前のない家事がなくなったような感覚」と表現しており、今後はレポート作成などへ対象業務を広げることも検討されています。
カラビナハートの執行役員である吉田氏は、決めたタイミングでAIが稼働する体験を経て考え方が変わったとし、単純な時間削減以上にサービスの質を向上させられる可能性について言及しました。

また、Zenmetry代表取締役の長友好江氏は、AIエージェントは業務の文脈を伝えて育てることが重要であると述べ、人が顧客対応や企画などの業務に集中できる環境づくりを進めたいという意向を示しています。

実業務に合わせた伴走プログラムを展開
Zenmetryでは、経営者や事業責任者を対象に、実業務を題材としてAIエージェントの設計・実装を行う「経営者・事業責任者向け AIエージェントの家庭教師プログラム」を提供しています。最短1カ月から業務を任せられる状態を目指す内容で、あわせて「経営リーダーシップ層向け AIエージェント展開における実行戦略」のPDF資料も提供しています。

両社の概要およびZenmetryの実績は以下の通りです。

カラビナハート株式会社
- 代表取締役社長:森 洋平
- 所在地:東京都中央区日本橋小舟町8-6 H¹O日本橋小舟町 810号
- Web:https://www.karabinaheart.com
株式会社Zenmetry
- 代表取締役:長友 好江
- 所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号
- Web:https://zenmetry.net
株式会社Zenmetryの受賞歴・採択実績
- GLOBAL GEEK AUDITION 優勝、オーディエンス賞(2022年2月)
- JETRO、Plug and Play Japan主催 Global Preparationコース 採択(2022年9月)
- GLOBOS主催 G-STARTUP 6th batch, Incubate Track採択 (2023年2月)
- JETRO主催 J-STARX シリコンバレー派遣 採択(2023年7月)
- X-HUB TOKYO、STARTUPS OUTBOUND PROGRAMシリコンバレーコース(2023年9月)
- 東京都主催APT Women、8期生 国内プログラム/海外プログラム(シリコンバレー)(2023年9月)
- 代表長友好江が一般社団法人スタートアップ協会理事に就任(2024年2月)
- EYアクセラレータープログラム 第5期(2024年2月)
- 東京都女性起業家ユニコーン創出プログラム(2025年2月)
- 米国LAUNCH主催 Founder University Tokyo Cohort1採択(2026年1月)
本記事は株式会社Zenmetryの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



