ジャパンブランディング、系統用蓄電池のウェビナーを2026年11月下旬に開催へ
蓄電システムの企画や設計、運営などを手がけるジャパンブランディング株式会社は、系統用蓄電池をテーマにしたウェビナーを2026年11月下旬にオンラインで開催します。同社は台湾のGUS Technology(格斯科技)蓄電池の日本総代理店を務めており、再生可能エネルギーの普及によって導入が進む蓄電技術について解説を行います。参入や投資を検討する事業者や投資家に向け、技術的な特徴や制度との関係を整理する機会を提供する予定です。
ウェビナーでは、リチウムイオン電池とは原理が異なり、バナジウムなどのイオンによる酸化還元反応を利用する「レドックスフロー電池」について取り上げます。この方式は、電解液にエネルギーを蓄えてポンプで循環させる仕組みを持ち、充放電サイクルの寿命が長い点や、運転中でも充電状態を正確にモニタできる特性があるとされています。また、出力は電極の大きさ、容量はタンクの大きさによってそれぞれ個別に設計できる点も特徴です。
プログラム内では、北海道の南早来変電所において住友電気工業が2015年12月に設置した大型蓄電システム(出力1万5000kW・容量6万kWh)の実証事業データが紹介されます。この事例では、システム効率70%以上や放電容量4時間という設計目標に対し、1年経過時点の測定で初期性能と同等の性能が確認され、顕著な劣化が生じていなかったことが報告されています。
制度対応と導入時の留意点
あわせて、長期脱炭素電源オークションで求められる「1日1回以上・連続6時間以上の運転継続」という要件に対し、容量を柔軟に増やせる構造がどのように機能するかが説明されます。
一方で、エネルギー密度がリチウムイオン電池より低いという課題についても触れられます。南早来変電所の設備では容量6万kWhに対して敷地面積が約5000平方メートル(1平方メートルあたり約12kWh)を要した実例を引き、広い敷地が必要となる技術的な側面についても解説される予定です。
- 日時:2026年11月下旬 19:00~20:00(予定)
- 形式:オンライン(Zoom等ウェビナーツールを使用)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主催:ジャパンブランディング株式会社
- 申込方法:公式サイトの申込フォーム、または公式LINEより受付
主催企業について
ジャパンブランディング株式会社は、愛知県犬山市に本店を置く企業です(代表取締役:前田雄吉)。GUS Technology(格斯科技) 蓄電池の日本総代理店事業のほか、蓄電システムの企画・設計・運営サポートを展開しています。
本記事はジャパンブランディング株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



