HISが旅と学びの協議会へ参画 テーマ旅行の知見活かし教育旅行開発へ
東京都新宿区に本社を置く株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)は、共創型プラットフォーム「旅と学びの協議会」へ参画することを発表しました。同社が培ってきたテーマ旅行のノウハウとアカデミックなアプローチを掛け合わせることで、未来のグローバル人材育成や持続可能な社会の発展への貢献を目指します。近年高まるリカレント教育やリスキリング、探究学習への関心に対応した取り組みです。
参画の背景と観光ニーズの変化
近年、社会人が学び直しを行うリカレント教育やリスキリングに加え、学校教育における探究学習への関心が高まっています。観光産業においても、従来の消費型レジャーから、地域文化への理解や環境への配慮を伴う持続可能な観光、高付加価値旅行へと旅行者のニーズがシフトしている状況があります。HISはこれまでも目的志向型のテーマ旅行に特化した専門デスクを展開し、観光の枠を超えた実体験を伴う学びの旅を提供してきました。
産官学連携で旅の効用を科学的に検証
「旅と学びの協議会」は、旅行業にとどまらず多様な企業、教育機関、自治体が加盟する共創型プラットフォームです。産官学の連携によって旅の効用を科学的に検証し、旅を通じた学びの機会を創出することを目的としています。定期的な勉強会や実証実験を通じて異業種間の相乗効果を生み出し、社会に新たな価値を提供することを目指しています。
協議会参画を通じた3つの取り組み方針
HISは協議会への参画を通じ、主に3つの取り組みを進める方針です。
- 高付加価値旅行の磨き上げ:長年培ってきたテーマ旅行に関する専門的な知見や独自のグローバルネットワークと協議会のアカデミックなアプローチを融合させ、深い学びに直結する新たな旅の価値創造に取り組みます。
- 高付加価値旅行の教育的価値の可視化とエビデンス化:協議会による実証データや科学的な検証を自社のツアー開発に取り入れ、テーマ旅行がもたらす教育的価値や個人の成長効果を論理的に証明し、プログラムの質と信頼性を高めます。
- 異業種連携による新たな教育・研修プログラムの共創:教育機関や他業界の参画企業と連携し、従来の学校教育(修学旅行、探究学習)や企業研修の枠に留まらない革新的なプログラムや商品を共同開発します。
HISは協議会での活動を通じて、旅を心豊かに生きるための持続可能な学びに進化させることを目指しています。若年層が世界を知るきっかけ作りをはじめ、社会人のリスキリング、シニア層の生涯学習まで、あらゆる世代に向けた目的あるテーマ旅行の力を最大化していくとしています。
旅と学びの協議会について
- 設立年月:2020年6月
- 設立主体:ANAホールディングス株式会社
- 目的:教育工学・幸福学・観光学の視点から旅の効用を科学的に検証し、旅を学校および社会人教育の次世代手法としての有効活用を提言すること
- 公式サイト:https://ana-conference.com/
本記事は株式会社エイチ・アイ・エスの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



