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特別支援教育クラウドすくすく 自治体ごとの様式で計画書を出力可能に

相思創造研究所株式会社は、特別支援教育向け統合支援クラウドシステム「すくすく」において、個別の教育支援計画および個別の指導計画を自治体ごとに定められた様式で出力できる機能の提供を開始します。

自治体が使用している既存のExcelやWord様式に差し込み位置を指定して登録することで、システム内に蓄積したデータをそのままの体裁で出力できるようになります。独自様式を持たない自治体や学校に向けて、既定で文部科学省の参考様式などにも対応しています。

自治体ごとの様式差による導入障壁を解消

個別の教育支援計画や個別の指導計画は全国で統一されておらず、都道府県や市区町村の教育委員会ごとに独自の様式が定められています。従来は様式が変わることで関係機関との引き継ぎに支障が出ることや、システム入力後に自治体様式へ転記する二重入力の手間、個別開発による導入費用の高額化などが校務支援システム導入の課題となっていました。

同社は、特別支援学校や特別支援学級、通級指導教室といった現場のデジタル化を進めるため、個別開発を行わずに設定のみで各自治体の様式へ対応できる仕組みを構築しました。

既存ファイルをそのまま登録し共通画面で運用

新機能では、自治体が定めた既存の様式ファイル(.ods / .docx)に差し込みタグを設定して登録することで、罫線や結合セル、ロゴなどの体裁を保ったままExcel(.xlsx)、Word(.docx)、PDF形式で出力できます。自治体固有の記入項目がある場合も、様式とセットで登録が可能です。

教員の入力画面や蓄積されるデータ形式は共通化されており、出力時のみ様式が切り替わる仕様となっています。これにより、自治体をまたぐ転校や進学時でも記録を引き継ぐことができ、様式改訂時にも過去のデータが失われない設計です。

また、正式な帳票としての正確性を保つため、登録様式は運営側の確認・承認を経て学校へ割り当てられるほか、設定不備がある場合はエラーを通知します。帳票出力処理においてAIは使用せず、決まった手順で処理されます。なお、AIによる下書き生成機能は作成段階の支援として2026年8月に提供開始予定としています。

同社の代表取締役を務める杉森由政氏は、様式が関係機関との引き継ぎを支える共通言語であるとした上で、個別開発ではなく設定で対応できる形にすることで規模の大きくない自治体や単独校にも届けたいとコメントしています。

「すくすく」は、特別支援教育における情報の分断を防ぎ、児童生徒の個性を継続的に支援するためのクラウドサービスです。特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室に対応しています。

基本情報やコミュニケーション特性を可視化する個性プロフィール機能や計画書作成支援、AIを活用した記録補助機能、保護者向けスマートフォンアプリ(iOS/Android)、GIGAスクール構想端末(Chromebook、Windows、iPad)のブラウザ対応などを備えています。

全国の特別支援学校、特別支援学級・通級指導教室を持つ小中学校、教育委員会を対象に、オンラインデモ環境(無料)の提供を行っています。

相思創造研究所株式会社の概要

  • 社名:相思創造研究所株式会社
  • 代表者:代表取締役 杉森 由政
  • 所在地:福岡県福岡市中央区天神4-6-28 いちご天神ノースビル7階
  • 設立:2025年7月25日
  • 事業内容:ITコンサルティング、システム開発

本記事は相思創造研究所株式会社の発表をもとに作成されています。

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