ENRISSION INDIA CAPITAL、自律配送ロボットのOttonomyへ出資
ENRISSION INDIA CAPITAL株式会社は、同社が運営する「エンリッションSP26インド投資事業有限責任組合」を通じて、OTTONOMY, INC.に出資しました。OTTONOMY, INC.は、屋内と屋外をシームレスに走行可能な自律配送ロボットを製造・販売する企業で、今回の出資はプレシリーズAラウンドにおいて実施されました。

屋内外を連続稼働する自律配送ロボット「Ottobot」
米国の病院では高い離職率により看護師不足が続いており、2036年には全米で30万人を超える看護師が不足するとみられています。また、看護師の業務時間の約半数は物品や患者の移動、事務作業などの非臨床業務に費やされているとされ、日本でも高齢化を背景に同様の課題を抱えています。
こうした医療現場の人手不足などの課題に対し、Ottonomyは自律配送ロボット「Ottobot」を提供しています。Ottobotは独自の「コンテキストAI」を備え、従来の配送ロボットとは異なり屋内と屋外を跨ぐ連続稼働が可能です。映像認識や超音波センサー、エッジコンピューティングの組み合わせにより、GPSが届かない屋内でも周辺状況を認識して走行します。さらに、施設管理システムやエレベーターコントローラとのAPI連携によって、複数階層や複数エリアを完全無人で移動できる機能も有しています。
医療機関への導入と今後の展望
現在、Ottonomyは医療施設を事業の主軸とし、米国の医療機関やグローバル企業での導入を進めています。今後はヘルスケア分野を中心とした事業拡大を進め、グローバル市場への参入や、複数ロボットを統合管理するソフトウェア事業の展開を予定しています。
ENRISSION INDIA CAPITALは、同社のロボティクス技術が医療や産業分野のインフラとなることを期待し、事業拡大を支援していく方針です。

関連会社等の概要
出資を受けたOttonomyおよび出資元のENRISSION INDIA CAPITAL株式会社の概要は以下の通りです。
OTTONOMY, INC.
- 設立年:2020年
- 代表者:Ritukar Vijay
- 所在地:米国カリフォルニア州サンタモニカ(R&D・製造拠点はインド)
- URL:https://ottonomy.io/
- 事業内容:医療・産業用自律配送ロボット「Ottobot」の企画・開発・製造・販売
ENRISSION INDIA CAPITAL株式会社
- 設立年:2024年
- 代表者:代表取締役 柿本 優祐
- 所在地:京都府京都市上京区
- URL:https://eic.capital-enrissionindia.jp/
- 事業内容:インド工科大学関連スタートアップへの投資
本記事はENRISSION INDIA CAPITAL株式会社の発表をもとに作成されています。
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