IHI、ポーランド初の原発向け原子炉格納容器の設計業務などを受注
IHIは、米国ウェスチングハウス社より、ポーランド初の原子力発電所向けとなる原子炉格納容器1基および大型鋼製モジュールの供給に必要な設計業務・先行材料手配を受注しました。この発電所は、ポーランド国営の原子力発電会社Polskie Elektrownie Jądrowe(PEJ:ポルスキェ・エレクトロヴニェ・ヨンドロヴェ)が同国北部のLubiatowo-Kopalino(ルビアトボ・コパリノ)地区に建設を予定しているものです。プラントには、ウェスチングハウス社製AP1000®加圧水型原子炉(PWR)方式が採用されます。

受注業務の概要と対象設備
今回の契約において、IHIは原子炉格納容器1基および大型鋼製モジュールの供給に必要な設計業務と先行材料手配を担当します。
対象となる設備のうち格納容器は、原子炉およびその他の重要機器を収容するために不可欠な安全設備です。また大型鋼製モジュールは、格納容器内で主要機器を支持する役割を担い、建設工事の効率化に寄与する設備とされています。
世界的な原子力発電需要の動向
世界的な電力需要の増加が続くなかで、原子力発電は脱炭素とエネルギー安全保障の両立に資する、信頼性の高い低炭素電源として改めて注目を集めています。現在、新設原子力発電所プロジェクトは世界各地で計画・開発が進められており、今後もさらなる需要拡大が見込まれています。
IHIの実績と今後の取り組み
IHIはこれまでにも、国内外の原子力発電所向けに原子炉圧力容器や格納容器をはじめとする主要機器を多数供給してきた実績を持っています。
同社は今後も、溶接をはじめとする高度な製造技術と、長年培ってきた品質管理およびプロジェクト遂行の経験を活かし、原子力発電プラント向けの重要機器の供給を通じて、世界の安全・安定的なエネルギー供給に貢献していくとしています。
本記事はIHIの発表をもとに作成されています。
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