Dellows News

Metagri研究所が一都三県のカフェや飲食店対象に共創パートナーを募集へ

株式会社農情人が運営する農家支援コミュニティ「Metagri研究所」は、2026年11月4日(水)より「Metagri 店舗共創プロジェクト」の協業パートナー募集を開始します。

対象は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県で営業する独立系カフェ・飲食店および地域交流型カフェです。店舗が場所を提供し、Metagri研究所が農家とのマッチングや交流イベントの企画、情報発信などを支援する取り組みで、初回の共創プログラムは参加費無料となります。

飲食店の経営環境と農業の担い手不足を背景に企画

帝国データバンクによると、2026年上半期(1~6月)の飲食店の倒産は473件で、前年同期の458件を上回り上半期として過去最多を更新しました。食材費や光熱費、人件費の上昇が経営を圧迫し、日々の営業に追われて新たな集客企画や情報発信に時間や人手を割きにくい店舗が存在します。

一方、農林水産省によると、基幹的農業従事者は2000年の240万人から2025年には103万6千人まで減少し、2026年の推計値では98万7千人と100万人を下回りました。平均年齢は67.7歳(2025年)となっています。Metagri研究所は、店舗側の負担を抑えつつ、地域の飲食店と連携して生活者へ生産者の思いや産地の背景を届ける仕組みづくりを目指しています。

参加店舗に向けた5つの支援内容

プロジェクトに参加する店舗には、以下の5つのメリットや支援が提供されます。

  • 共同企画を記事化し、「農業AI通信」や各種発信媒体、コミュニティを通じて紹介
  • 生産者との交流会や旬の食材紹介コーナーなど、小規模な店内イベントの共同企画と集客支援
  • 店舗が求める農産物や加工品の仕入れ先候補となる農家・生産者の探索および紹介(※生産者の意向や供給条件などを確認したうえで紹介)
  • 生産者への取材をもとにした店内POPや紹介ページ、希望に応じた特設ページの制作支援
  • メニュー案作成やSNS文案作成など店舗課題に応じた生成AI活用の検証、希望店舗向け無料ミニ講座の実施(※支援内容は店舗の希望や課題、実施体制を踏まえて決定)

制作したPOPや紹介ページは、利用許諾の範囲内であれば企画終了後も販促活動に継続して利用できます。

募集概要と応募の流れ

  • プロジェクト名:Metagri 店舗共創プロジェクト
  • 主催:Metagri研究所(運営:株式会社農情人)
  • 対象地域:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県
  • 募集対象:独立系カフェ・飲食店、地域交流型カフェ
  • 参加費:初回共創プログラムは無料(スタッフ向け生成AI講座を含む。※個別に発生する実費等は事前協議)
  • 主な協力内容:店舗スペースの提供、企画への協力、共同広報への協力
  • 活動期間:店舗との協議により決定
  • 募集期間:2026年11月4日(水)~2026年12月28日(月)
  • 応募方法:特設ページの応募ボタンから受付

応募後はオンラインで店舗の特徴や希望の取り組みをヒアリングし、企画の親和性や実施条件を確認して協業先を決定します。応募多数の場合は面談内容をもとに選定が行われます。

運営組織について

主催するMetagri研究所は、「農業×新技術」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティです。2022年3月より活動を開始し、2026年10月現在で1,300名以上が参加しています。

運営元である株式会社農情人は千葉県船橋市に本社を置き、代表取締役は甲斐雄一郎氏が務めています。農業マーケティング支援や農業×新技術の企画開発、AIコンサルティングなどを手がけています。

本記事は株式会社農情人の発表をもとに作成、一部データは帝国データバンク「飲食店の倒産動向(2026年上半期)」(2026年7月22日公表)および農林水産省「2026年農業構造動態調査」(2026年6月30日公表)を参照しています。

アクセスランキング

今日

1週間