クレスコグループ13社、マネーフォワードのリース会計と契約サービスを導入
株式会社マネーフォワードは、ITサービスの提供を行うクレスコグループの13社が『マネーフォワード クラウドリース会計』および『マネーフォワード クラウド契約』の導入を決定したと発表した。両サービスの提供を通じて、新リース会計基準対応に伴う契約書の精査やリース識別業務の効率化、グループガバナンスの強化、および決算早期化を支援していく方針だ。
導入の背景と課題
クレスコグループでは、新リース会計基準への対応にあたり、従来のリース取引に加えてオフィスの賃貸借契約や各種サービス契約など、グループ各社が保有する契約書の中からリースに該当する取引を網羅的に把握し、適切に判定・計上する体制の構築が必要となっていた。
契約書は電子契約サービスやキャビネットなど複数の場所に分散して保管されており、対象契約の洗い出しからリース判定までを手作業で行う場合は多くの工数を要する状況にあった。また、グループ全体で約300件の契約書が対象となる中、グループ会社ごとに保存方法や判定手順、担当者の知識・経験が異なることで、同じ契約内容でも見解や判定結果にばらつきが生じる懸念があった。このため、属人化を防ぎ、一定の品質で判定できる業務プロセスの標準化が課題となっていた。
導入サービスの特徴
『マネーフォワード クラウドリース会計』は、2027年4月1日より適用される新リース会計基準に対応できるシステムである。新リース会計基準の適用に必要なリース判定、使用権資産・リース負債の算定、影響額試算、仕訳作成機能などを備えており、既存のシステムを変更することなく導入を進めることができる。
一方の『マネーフォワード クラウド契約』は、法務相談の受付から契約書の作成、審査経緯の記録、ワークフローによる申請・承認、締結、文書保管後の検索・再利用に至るまでをひとつのプラットフォーム上で管理できるワンストップ契約管理サービスとなっている。
株式会社クレスコのコメント
株式会社クレスコ コーポレートサービス本部 財務経理部 部長の村井氏は、単なる業務効率化だけでなく、グループ全体で判定基準を統一して実務上のノイズを極力排除できる点を重視してシステムを比較したと述べている。
同氏は「『マネーフォワード クラウド契約』のリース識別エージェントは、契約書から判定に必要な情報を抽出し、その見解や根拠を一元的に管理できる点を評価しました」とし、両サービスが連携することでリース識別から会計処理までを同一プラットフォーム上で運用でき、統一ルール展開の工数削減につながる点に期待を示した。今後もソリューションを活用し、グループガバナンスの強化と決算業務の高度化を推進していくとしている。
関連企業の概要
株式会社クレスコ
- 所在地:東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟 25階~27階
- 代表者:冨永 宏
- 設立:1988年4月
- URL:https://www.cresco.co.jp/
株式会社マネーフォワード
- 所在地:東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
- 代表者:代表取締役社長グループCEO 辻庸介
- 設立:2012年5月
- URL:https://corp.moneyforward.com/
本記事は株式会社マネーフォワードの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



