恒電社の採用・広報顧問に電気予報士の伊藤菜々氏が就任
株式会社恒電社は、2026年11月1日付で電気予報士の伊藤菜々氏(有限会社スタジオガル 代表取締役)が採用・広報顧問に就任したことを発表しました。
伊藤氏は採用と広報の戦略づくりから参画し、工事現場やそこで働く人々を動画やSNSで発信する取り組みを同社とともに進めます。電気インフラを支える人材の不足という業界課題に対し、仕事そのものの認知向上を図る狙いです。
業界の人手不足とプロジェクトの背景
工場やビル、店舗などの電気はキュービクル等の高圧受変電設備を通じて供給されており、電気工事士や電気主任技術者がその設備を支えています。経済産業省の資料によると、高圧の工事を担う第一種電気工事士はすでに約2万人が不足していると推計されています。資格取得者がこの仕事に就かないことや、定着しないことが大きな要因とされています。
恒電社も電気工事士の採用に注力していますが、現場の実情が外部から見えにくく、仕事の面白さや大切さが十分に伝わっていないことが、若い世代の進路候補に入りにくい一因であると捉えています。
同社のミッション「子どもたちが受け継ぐ“次代”を豊かにする。」に基づき、伊藤氏とともに進める取り組みは「次代ナビゲーター・プロジェクト」と名づけられました。若手や女性の電気工事士を業界に迎えるための戦略立案や情報発信を進めます。
- 担い手を増やすための戦略立案:若手や女性の電気工事士を迎え入れるための戦略・施策の立案
- 現場の発信:キュービクル更新工事や自家消費型太陽光発電の工事などの現場に伊藤氏が同行し動画で紹介
- 働く人の発信:社員の一日をはじめとする働く人と働き方の紹介
- 学びの場づくり:さいたま市大宮区の同社オフィスを活用した勉強会・交流会の企画
制作された動画は伊藤氏のYouTubeチャンネルやSNSのほか、恒電社の採用サイトでも公開されます。
就任にあたっての関係者コメント
株式会社恒電社 取締役の恒石陣汰氏は、人手不足が見込まれる電気工事業において魅力を知ってもらう必要性を挙げ、伊藤氏とともに戦略を考え現場の姿を伝えることで選ばれる企業を目指し、主任技術者とのつながりも深めていく姿勢を示しました。
顧問に就任した伊藤菜々氏は、「生まれ育った埼玉の恒電社さんの顧問として、採用と広報の戦略から一緒に考え、現場で働く方の姿と電気の仕事の面白さを、私の言葉でお伝えし、みなさんがまだ見たことのない魅力を発信していきます」と述べています。
株式会社恒電社 概要

- 会社名:株式会社恒電社
- 所在地:埼玉県北足立郡伊奈町西小針6-108
- 代表者:代表取締役 恒石隆顕
- 創業:1992年(法人設立 1993年12月)
- 事業内容:工場・ビル・店舗などの高圧受変電設備(キュービクル等)の工事、自家消費型太陽光発電設備の設計・調達・施工、電気設備・発電所の保守
- 従業員数:28名(役員含む、2026年10月時点)
- URL:https://www.koden-kk.co.jp/
本記事は株式会社恒電社の発表をもとに作成、一部データは経済産業省 産業構造審議会 保安・消費生活用製品安全分科会 電力安全小委員会(第16回)資料1-2「電気保安人材を巡る現状及び今後の課題について」(2026年2月19日)を参照しています。
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