千葉県館山市が後納型ふるさと納税あとふる導入へ 株式会社電算と本格運用進める
株式会社電算と千葉県館山市は、地域消費を起点とする後納型ふるさと納税サービス「あとふるⓇ」の導入について合意し、同市での本格運用を共同で進めることを決定しました。
これにより、館山市内の宿泊、飲食、体験などの複数の登録施設において、「あとふる」を利用したふるさと納税が可能となります。
導入の背景と体験型返礼品をめぐる課題

館山市のふるさと納税寄付受入額は、2023年度(令和5年度)の約3.7億円から、2024年度(令和6年度)には約6.2億円へと約1.7倍に拡大し、2025年度(令和7年度)も前年度比17.2%増の約7.3億円と伸びを見せています。返礼品では宿泊・観光券が人気を集めており、現地を訪れることへの寄付者の関心は高い一方、現地で楽しめる体験型の返礼品はまだ多くありませんでした。また、返礼品を提供する事業者の手間が多いことも課題となっていました。
来訪体験を活かした関係人口拡大への狙い
「都心から一番近い癒し系リゾート」を掲げる館山市には、関東近郊から多くの観光客が訪れており、来訪者数・宿泊者数ともに増加傾向にあります。温暖な気候や「鏡ケ浦」と呼ばれる穏やかな海に囲まれた宿での滞在、地元の新鮮な海の幸・山の幸を味わう食事など、多くの魅力は実際に足を運ぶことで体験できます。
「あとふる」は、市内の宿泊・飲食・体験などの施設を利用した旅行者が、受け取ったレシートを後からふるさと納税の返礼品に変えられる仕組みです。同市は、訪れて過ごすこと自体が返礼品になる仕組みが、推進している体験型返礼品と相性がよいと判断し、導入を決定しました。観光客にとって気軽に何度でも訪れやすい立地を強みとし、旅の後に手軽に寄付できる仕組みを次回以降の来訪の動機付けとすることで、一度きりの観光で終わらない関係を築き、関係人口の拡大を目指すとしています。
後納型ふるさと納税サービス「あとふる」の特徴
「あとふる」は、旅先での宿泊や飲食、体験で受け取ったレシートを後からふるさと納税の返礼品に変えられるサービスです。寄付額の約3割相当の返礼品を指定し、その差額分を後から寄付する「後納型」のふるさと納税サービスとなっています。
自治体および関連企業の概要
千葉県館山市
- 所在地:千葉県館山市北条1145-1
- 代表者:館山市長 森 正一
- URL:https://www.city.tateyama.chiba.jp/
株式会社電算
- 本社所在地:東京都中央区銀座8-10-5 電算ビル
- 代表者:代表取締役社長 河野 純
- URL:https://www.densan-ginza.co.jp/
「あとふるⓇ」運営事業者(dsnあとふる株式会社)
- 本社所在地:東京都中央区銀座8-10-5 電算ビル
- 代表者:代表取締役社長 伊藤 毅
- URL:https://atofuru.jp/
本記事は株式会社電算の発表をもとに作成しています。寄付受入額に関するデータは館山市「令和5年度の寄附の状況」「令和6年度の寄附の状況」「令和7年度の寄附の状況」(https://www.city.tateyama.chiba.jp/gyouzai/page100100.html)に基づきます。 ※「あとふる」は株式会社電算の登録商標です。
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