Kikuvi、画面内チャットから操作を依頼できるAIエージェントを提供開始
株式会社Kikuviは、AIヒアリングエージェント「Kikuvi」において、画面内のチャットからAIキャラクター「キクゾウ」にKikuviの操作を依頼できる「AIエージェント」の提供を開始した。利用者がやりたいことを言葉で伝えるだけで、キクゾウが組織のデータを読み、ヒアリング設計の作成や進み具合の確認を代わりに進める。
ヒアリング業務では、設計の作成から対象者の招待、進捗確認、集まった回答の確認といった作業を複数の案件で並行して進めることが多く、案件数が増えるほど確認の手間が大きくなる課題があった。KikuviはこれまでMCPサーバー連携により外部のAIクライアントからの操作に対応していたが、今回の新機能により、Kikuviの画面内にあるチャットから各種操作を行えるようにした。
新機能では、誰に何を聞きたいかを伝えると、キクゾウが不足している情報を一つずつ聞き返しながらヒアリング設計を作成する。既存の設計をもとに新しい設計を作ることも可能で、設計を作成した段階では対象者への招待は送信されない。また、集まった結果から困りごとを抽出したり、回答を横断して検索したり、設計レポートや集計を読み解くなど、対話を通じて結果を分析できる。困りごとは似た声をまとめて多く出た順に並べ、回答の引用を添えて整理されるほか、期限が近いヒアリングや未回答の状況もチャット上で確認可能となっている。
誤操作を防ぐ承認フローと独自スキル
頻度の高い「新しいヒアリング設計を作る」「既存の設計をもとに作る」「期限が近いヒアリングを見る」「困りごとを抽出する」という4つの依頼には、それぞれKikuvi独自のスキル(進め方の手順)が用意されており、テンプレートから開始できる。設計作業では、目的・対象者・聞きたいこと・形式を順に確かめてから質問を組み立てる。
また、対象者への招待メール送信などのヒアリング開始、リマインドの送信、ヒアリングの締め切り、設計やプロジェクトの削除といった操作は、実行前にキクゾウが確認カードで内容を示し、担当者が承認するまで実行されない仕組みを採用した。実行可能な操作は組織とプロジェクトで設定された権限に従う。
本機能はサイドバーの「AIエージェント」から利用でき、利用量に応じて組織のクレジットを消費する。詳しい利用方法は https://docs.kikuvi.com/interviewer/kikuzo-chat に掲載されている。
社内業務から顧客ヒアリングまでの活用を想定
活用シーンとして、社内では異動や退職に伴う引き継ぎヒアリングを過去の設計をもとに対話で作成する場面や、業務の棚卸し(BPR)や人事ヒアリングで集まった回答から現場の困りごとを抽出する場面、複数部署のヒアリング期限と未回答状況の確認などが挙げられている。社外向けでは、顧客ヒアリング結果からの要望・不満の抽出や、複数案件の進捗確認とリマインド送信の承認といった場面での利用が見込まれている。
株式会社KikuviのFounder CEOである佐藤拳斗氏は、聞く側も聞かれる側もキクゾウと話すだけで組織の知恵が集まる形に一歩近づいたとしており、今後もヒアリングの設計から結果を読み解くまでの流れの中で、対話から進められる範囲を広げていく方針を示している。
株式会社Kikuviの概要
株式会社Kikuviは、組織の暗黙知を可視化するAIヒアリングエージェント「Kikuvi」の開発・運営を行っている。AIが自律的にヒアリングを設計・実施し、非同期・並列で数百〜数千人規模の声を収集するサービスを提供している。
- 会社名:株式会社Kikuvi
- 所在地:神奈川県鎌倉市
- 設立:2025年6月
- 代表者:Founder CEO 佐藤拳斗
- 事業内容:AIヒアリング・インタビューSaaS「Kikuvi」の開発・運営
- URL:https://kikuvi.com
本記事は株式会社Kikuviの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



