アサクラソフト、中小建設業向けに使えるくらうどAIを提供へ
株式会社Arentのグループ会社であるアサクラソフト株式会社は、中小建設業向け業務システム「使えるくらうど」シリーズの最新版として、AI機能を搭載した「使えるくらうどAI」の提供を開始します。提供開始日は2026年11月1日とされています。同製品は、日常業務の流れのなかでAIが見積書や請求書のデータ登録、操作の問い合わせなどを支援する機能を備えています。
日常の入力作業や問い合わせを支援するAI機能
「使えるくらうどAI」は、建設会社の日常業務を支援する複数の機能を搭載しています。
協力会社などから届く見積書のPDFや画像を読み取り、件名・宛先・明細行などの情報を抽出してシステムへ取り込む見積書のAI-OCR機能や、受け取った請求書を読み取って明細情報を原価データとして取り込む請求書のAI-OCR機能を備えています。これにより、手作業で行われていた見積情報の登録や、原価管理業務における入力作業の負担軽減を支援します。
また、システムの操作方法や機能について利用者が画面上からAIに質問できるチャットボットも搭載しており、これまで問い合わせが必要だった内容をその場で確認できるようになっています。
開発現場へのAIツール導入と体制の変化
アサクラソフト株式会社は2025年11月に株式会社Arentグループへ参画しました。製品開発にあたっては、株式会社Arentが持つAIやソフトウェア開発の知見、組織運用のノウハウを取り入れた体制が敷かれました。
開発現場にはReplitやClaude CodeといったAI開発ツールが導入され、認証基盤であるAuth0の実装などにおいても株式会社Arentの知見が提供されました。これにより試作にかかる時間が短縮されたほか、エンジニアだけでなく企画担当者も一部の機能開発に参加するなど、製品づくりに関わる体制が変化しています。
アサクラソフト株式会社によると、開発スピードは体感で従来の10倍以上となり、従来の開発手法で同規模のものを進めた場合に想定される40〜50カ月程度の開発を、今回は約半年で形にしたとしています。なお、開発スピードおよび想定期間は同社の体感・見解であり、一定条件下で測定・検証した数値ではありません。
アサクラソフト株式会社の代表取締役社長である浅倉 鉄平氏は、製品へのAI組み込みは以前は想像していなかったとしつつ、知見の共有を受けるなかで手応えを得られる領域が広がったとしたうえで、「お客様の業務のなかでAIをどのように役立てられるかを追求し、自分たちで試行と改善を重ねながら、今後も製品を進化させてまいります」とコメントしています。
製品と各社の概要
「使えるくらうどAI」の概要は以下の通りです。
- 製品名:使えるくらうどAI
- 提供開始日:2026年11月1日
- 対象:中小建設業の事業者
- 主な機能:見積もり管理、受注後の工事管理・原価管理、勤怠管理、グループウェア機能、見積書・請求書のAI-OCR、チャットボット 等
開発および発表元の会社概要は以下の通りです。
アサクラソフト株式会社
- 所在地:岡山県津山市東一宮51-1
- 代表者:代表取締役社長 浅倉 鉄平
- 設立:1996年8月8日
- 事業内容:クラウド型データベースシステム開発・販売、CMS開発・販売 、建設業向けソフトウェア開発・販売
- URL:https://asakurasoft.co.jp
株式会社Arent
- 所在地:東京都港区浜松町2-7-19KDX浜松町ビル3階
- 代表者:代表取締役社長鴨林広軌
- 設立:2012年7月2日
- 資本金:12億86百万円
- 事業内容:建設・プラント業界向けDX支援、システム開発・販売
- Webサイト:https://arent.co.jp/
本記事は株式会社Arentの発表をもとに作成されています。
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