アドベンチャーワールドでキタイワトビペンギンの赤ちゃん3羽の体重測定を実施
アドベンチャーワールドは、経済産業省が定めた「計量記念日」である11月1日に、初期人工育雛を行っているキタイワトビペンギンの赤ちゃん3羽の体重測定を実施した。
当パークの今繁殖期には3羽の赤ちゃんが誕生しており、そのうちの1羽は、キタイワトビペンギンにおいて世界初(自社調べ)の成功事例となる「人工授精による受精卵」から誕生した可能性を秘めている。現在、3羽は保育器の中で過ごしている。
赤ちゃん3羽の測定結果
日々の健康管理と成育状態を確認するため、初期人工育雛中の赤ちゃんに対して毎朝体重測定が行われている。11月1日の測定結果および様子は以下の通りとなっている。


- 1羽目(孵化日:10月25日/ペア:R003 × R006):今朝の体重は57.8 g。3羽の中で一番小さいが、ぴよぴよと元気よく鳴いている。
- 2羽目(孵化日:10月27日/ペア:R003 × R006):今朝の体重は81.8 g。両目が開き力強くなってきている。
- 3羽目(孵化日:10月28日/ペア:R041 × R045 ※人工授精の可能性あり):今朝の体重は57.9 g。誕生時から注目を集めており、力強く鳴いてごはんを欲しがるなど生命力あふれる姿を見せている。




誕生直後の体調を万全に管理するため、生後約1週間は保育器内で育てる初期人工育雛が実施されている。保育器で過ごす赤ちゃんの姿を直接見ることができるのは親鳥の元へ戻るまでの期間限定(約1週間限定)となる。
- 公開場所:ペンギンベース1階
- 公開時間:午前10時00分 ~ 午後5時00分
赤ちゃんの体調や状態管理を最優先とするため、公開内容や時間が予告なく変更または休止となる場合がある。
また、アドベンチャーワールド公式YouTubeチャンネルでは、誕生時に最大同時接続者数1.9万人超を記録したYouTubeライブ配信が継続されており、保育器内の様子を24時間リアルタイムで公開している。チャット欄に寄せられた観察コメントを集約する視聴者参加型企画「みんなで作る飼育日報」も特設サイトにて随時更新されている。
今後のスケジュール
今後の育成と判定に関する予定は以下の通り公表されている。
- 11月中旬:親元復帰(バックヤード・非公開エリアにて親鳥による自然育雛へ移行)
- 12月頃:DNA鑑定(父子判定)結果の公表(人工授精による受精成否の判定)

キタイワトビペンギンは、IUCN(国際自然保護連合)レッドリストにて「危機(EN)」に指定されている絶滅危惧種である。目の上から後頭部にかけての長く鮮やかな黄色の飾り羽や、陸上の岩場を両足で跳ねるように移動する姿が特徴となっている。
- 分類:ペンギン目 ペンギン科
- 学名:Eudyptes moseleyi
- 英名:Northern Rockhopper Penguin
- 生息地:南極大陸周辺、インド洋の亜南極地帯
- 体長:55~65cm
- 体重:3.5〜4kg
- 食性:魚類、イカ、オキアミなど(アドベンチャーワールドでは主にシシャモやイワシなどを給餌)
- 繁殖:周囲を崖で囲まれた平地やゆるやかな傾斜地で草や枝などを使って巣を作り、2個の卵を産む。抱卵はオス・メス交代で行う。
本記事はアドベンチャーワールドの発表をもとに作成。
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