JALとKANTSUNA、企業人財と地域をつなぐウェルビーイング共創実証へ
日本航空(JAL)と関係・つながり共創(KANTSUNA)は2026年8月31日、企業の従業員が地域と継続的につながる機会を創出する新サービス「企業の人財と地域をつなぐウェルビーイング共創サービス」の実証事業を開始すると発表した。個人、企業、地域がリソースを分かち合う「ウェルビーイング創出エコシステム」の実現を目指す法人向けソリューションの第1弾となる取り組みである。

地域との継続的な関係づくりで多様な価値創出を目指す

本サービスでは、企業の従業員や専門人財が二地域居住や地域活動への参加を通じて地域を継続的に訪れ、住民や事業者との関係を深める機会を創出する。単なる観光や訪問にとどまらず、地域での活動参画や居場所づくりを通じて個人の幸福感(ウェルビーイング)や仕事への意欲向上を図る。
企業にとっては従業員の視野拡大や成長実感を通じた組織活力の向上、地域にとっては地域外人財との関係構築による関係人口の増加や地域活動の活性化を見込む。JALグループは「JAL Vision 2035」(https://www.jal.com/ja-jp/about/strategy/)に掲げるウェルビーイング創出エコシステムを推進し、多様な選択肢の創出とウェルビーイングの向上を目指すとしている。
参加各社の役割と取り組み内容
本サービスにおける各社の主な役割は以下の通りとなる。
- JAL:航空ネットワークやマイルなどを活用した地域への継続的な訪問促進、地域住民や事業者との接点創出を通じた関係づくりの支援
- KANTSUNA:従業員のウェルビーイングに関する調査・分析、結果を踏まえた事業設計や施策提案、効果を可視化するための指標設計
- 法人パートナー:人財、知見、事業ネットワーク、地域との接点などの活用、従業員の二地域居住や地域活動への参加促進、地域事業者との連携機会の創出
実証事業では、二地域居住や地域活動への参加機会づくりや地域住民・事業者との関係構築を進めるほか、働き方や地域との関わりに関する調査・分析を通じて企業・個人・地域に生じる変化の可視化と今後の関わり方の検討を行う。
北海道浦河町でエアロスペースと連携した実証を開始
本事業の最初の連携パートナーとして、北海道浦河町で二地域居住事業を推進する株式会社エアロスペースと連携する。エアロスペースは地域側のパートナーとして、二地域居住や地域活動参加の機会を創出し、地域外人財と浦河町をつなぐ役割を担う。
JALとKANTSUNAは同社と連携し、従業員や関係者が浦河町での地域担い手活動、地域交流活動、地域貢献活動、二地域居住推進活動などに参加しやすい環境を整える。活動を通じて従業員のエンゲージメントや幸福感、地域との関係性の変化を把握し、ウェルビーイングの可視化に向けた実証を進める。今後はエアロスペースとの実証を起点に、全国の法人パートナーとの連携拡大を計画している。
本記事は日本航空株式会社および関係・つながり共創株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



