Beyondge、出資DDを支援するSynergy Impact DDの提供へ
スタートアップの創出・育成・エグジット支援や大企業のグロースハックを手がけるBeyondge株式会社は、事業会社がスタートアップへ出資する際のデューデリジェンス(DD)を支援する新サービス「Synergy Impact DD(シナジーインパクトDD)」の提供を開始します。
本サービスは、対象会社の実態確認を中心とする従来のDDとは異なり、出資する事業会社にどのようなシナジーが生まれ、それをどう実現するかに焦点を当てた支援を行います。DDの段階でシナジーを探索・検証し、その結果をもとに投資委員会資料や出資条件、出資後の活動計画を作成し、バリューアップまでを同じチームが一貫して担います。
出資側におけるシナジーの創出と実現可能性を検証
事業会社によるスタートアップへの出資が加速する一方、スタートアップの事業計画は将来の急成長を前提とするものが多く、技術や規制、事業性の不確実性の高さから、客観的な検証が求められています。事業会社の出資判断では、財務リターンに加えて協業による事業価値の創出とその実現性が核心となりますが、従来のDDでは対象会社の実態確認が中心で、出資側に生まれるシナジーの検証は十分ではありませんでした。また、外部アドバイザーの関与が契約締結で終了し、出資後に協業が進まないケースも見られます。
「Synergy Impact DD」は、出資によってどのようなシナジーを生み出し、それをどう実現するかという点を出発点とし、出資額ではなく見込むシナジーに必要な権利から逆算して出資比率を設計するなどの特徴を持ちます。DDで検証した前提やリスクを出資条件と活動計画にそのまま反映させ、同じチームが出資後まで伴走します。
3つのステップによる一貫した支援プロセス
本サービスでは、DDから出資後の成長までを3つのステップで支援します。
- デューデリジェンス:協業によるシナジーの探索と実現可能性の検証を中心に進めます。市場や競合、対象会社の実態、5年後の業績見通しを検証し、企業価値評価には同社のAIバリュエーションツールを活用して事業計画の前提を変えた複数ケースで評価額を算定します。財務DDは外部専門家と連携し、DDレポートと投資委員会資料を約2ヶ月で作成します。最終報告後も資料修正や質疑対応を支援します。
- 出資条件の設計:協業の優先交渉権、情報請求権、追加出資権、取締役・オブザーバーの指名といったシナジー実現に必要な権利から逆算し、出資比率と出資条件を設計します。タームシートの策定や、投資契約・株主間契約の交渉もサポートします。
- 出資後の活動計画・バリューアップ:協業ロードマップとKPI、計画を見直す基準を定めてモニタリングの仕組みを設計します。必要に応じて同社メンバーがCXO・アドバイザーとして出資先の経営に参画し、成長とシナジー実現を支援します。
代表取締役CEOの野上 隆徳氏は、DDでのシナジー探索から出資条件の設計、出資後の成長までを1つのチームで支え、事業会社とスタートアップがともに進む出資を生み出していく方針を示しています。
投資実績とグループ機能を組み合わせた支援体制
Beyondge株式会社は、アクセラレーションキャピタル「Beyondge Capital」として自己資金で9社のスタートアップに出資し、メンバーがCXO・取締役として経営に参画してきた実績を持ちます。また、大企業のCVC設立・運営支援や、M&A買い手支援BPaaS「DealFlow」の標準プロセス、自社開発のAIバリュエーションツールを組み合わせてDDを実施します。
出資後の段階では、グループ会社のBeyondge M&Aパートナーズ株式会社と連携し、追加出資や買収による連結、エグジットまでを見据えて支援するほか、事業・採用・投資・M&A・テクノロジーの各領域を横断して課題に対応します。
Beyondge株式会社の概要
Beyondge株式会社は、東京都渋谷区に拠点を置き、「あたらしい世界のその先へ」をビジョンに掲げて事業を展開しています。
- 会社名:Beyondge株式会社(読み|ビヨンジ)
- 代表者:代表取締役CEO 野上 隆徳
- 所在地:東京都渋谷区渋谷1-1-3 アミーホール
- 設立:2022年8月
- 事業内容:スタートアップの創出・育成及び大企業のグロースハック
- URL:https://www.beyondge.com/
本記事はBeyondge株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



