東京都 薬剤耐性AMR対策推進月間に合わせポータルサイト開設や啓発を実施へ
東京都は、薬剤耐性についての認知向上と理解促進を図るため、11月の「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」に合わせて関連情報を一元的に掲載するポータルサイトを開設します。あわせて、解説動画やSNS広告、ポスター展示、ライトアップ等による普及啓発を集中的に展開します。薬剤耐性菌による感染症は抗菌薬が効きにくく治療が難しくなる特徴があり、密かに拡大していることからサイレントパンデミックとも呼ばれています。
薬剤耐性(AMR)ポータルサイトは、令和8年10月30日(金曜日)から運用が開始されます。URLは https://amr.metro.tokyo.lg.jp/ です。
サイト内では、新キャラクター「AMRさんきょうだい」と一緒に学ぶ「AMRクイズ」をはじめ、AMRに関するQ&A、抗菌薬や細菌とウイルスの違い等に関する解説、医療従事者向け情報などが掲載されます。「AMRさんきょうだい」は薬剤耐性について一緒に学ぶキャラクターとして新たに誕生したもので、ポータルサイトや動画、ポスターなどに登場して抗菌薬の適正使用や感染症予防について伝えます。
推進月間に合わせた普及啓発の取り組み
11月の「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」において、東京都は以下の取り組みを実施します。

- YouTube、LINE、Xでのショート動画(15秒)の配信
- 都庁舎1階でのポスター展示(11月21日(土曜日)から25日(水曜日)まで)
- 都庁舎のライトアップ(11月18日(水曜日)から24日(火曜日)まで)
- 隅田川橋梁群のライトアップ(11月20日(金曜日))

国は、平成28年度から毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」と定めており、薬剤耐性に関する全国的な普及啓発活動を行っています。
薬剤耐性の概要と都民の認知状況

抗菌薬は細菌による感染症の治療薬で、カビが作るペニシリンなど天然の化学物質をもとにした抗生物質はその一種です。抗菌薬が必要でない病状に使用する「不必要使用」や、薬の選択、使用量、使用期間が標準的な治療から外れた「不適切使用」によって薬剤耐性菌が生じたり増えたりし、感染症の治療が困難になることがあります。
2026年2月に東京iCDCリスクコミュニケーションチームが実施した都民1万人アンケートによると、都民の認知状況は以下の通りとなっています。
- 「薬剤耐性」を聞いたことがあり、意味も理解している:22.2%
- 抗菌薬を「特定の細菌による感染症に効く薬」と正しく理解している:21.3%
本記事は東京都の発表をもとに作成しています。
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