和歌山県新宮市で三輪崎八幡神社例大祭が9月13日に開催へ 三輪崎の鯨踊を披露
和歌山県新宮市の三輪崎八幡神社から三輪崎漁港前にかけて、2026年9月13日に「三輪崎八幡神社例大祭」が開催される。当日は、和歌山県指定無形民俗文化財である「三輪崎の鯨踊」の披露をはじめ、獅子舞の奉納や神輿渡御が行われる予定だ。熊野灘捕鯨文化継承協議会(事務局:和歌山県東牟婁振興局地域づくり課)が発表した。
例大祭の背景と目的
三輪崎八幡神社例大祭は、漁労加護や五穀豊穣、商売繁盛など新宮市三輪崎地域の繁栄を願って行われる伝統行事である。神事や踊りを通じて地域に受け継がれてきた歴史と文化に触れ、その継承について考える機会と位置づけられている。
祭りで披露される「三輪崎の鯨踊」は捕鯨が育んだ地域文化の一つで、捕鯨とともに始まり、浜で踊った大漁祝いを起源とすると伝えられている。かつての古式捕鯨における行事を現在に伝えており、和歌山県指定無形民俗文化財に指定されているほか、認定10周年を迎えた日本遺産「鯨とともに生きる」の構成文化財にもなっている。
古式捕鯨の所作を表現する2つの鯨踊
「三輪崎の鯨踊」では、古式捕鯨の所作を表現した以下の2曲が披露される。
- 殿中踊り(でんちゅうおどり):銛に見立てた綾棒を腰に差し、両手に扇子を持って、網を投げて鯨を取り巻く様子を表現する。
- 綾踊り(あやおどり):終始座した姿勢で綾棒を掲げ、上半身のみを使って銛突きの所作を表現する。
神輿渡御や獅子舞の奉納も実施
当日は「三輪崎の鯨踊」のほか、獅子神楽の奉納や、三輪崎八幡神社から三輪崎漁港前にかけての神輿渡御なども行われる。なお、各演目の実施時刻や進行順は、当日の祭事の進行状況により前後する場合があるとしている。
開催概要
- 名称:三輪崎八幡神社例大祭
- 開催日時:2026年9月13日(日)10:00~
- 神輿渡御:11:30~
- 御旅所着:13:00
- 郷土芸能披露:13:30~
- 三輪崎の鯨踊:15:00~
- 開催場所:和歌山県新宮市 三輪崎八幡神社~三輪崎漁港前
- 目的:地域の繁栄を願う伝統行事
天候や祭事の進行状況などにより、内容が変更または中止となる場合がある。
本記事は熊野灘捕鯨文化継承協議会の発表をもとに作成。
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