群馬県嬬恋村がふるさと納税未来創造AWARD2026の2部門へエントリー
一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアムは、2026年11月19日(木)に開催する「ふるさと納税未来創造AWARD2026」において、群馬県嬬恋村が2部門にエントリーしたことを発表しました。嬬恋村はふるさと納税の寄附金を活用し、スピードスケート文化を次世代へつなぐ取り組みと、移動支援サービス「チョイソコつまごい」を通じた地域づくりの取り組みを進めています。本イベントは返礼品ではなく寄附金の使い道に焦点を当て、地域課題の解決に取り組む自治体を表彰する試みです。
嬬恋村が2部門にエントリー
群馬県嬬恋村がエントリーしたのは、「交流・にぎわい創出賞」と「安心と備えのまちづくり賞」の2部門です。浅間山の麓、標高1,000メートルを超える高原に位置する同村は、キャベツの生産量で日本一を誇る自治体として知られています。
「交流・にぎわい創出賞」には、「氷上の伝統を、未来へ。嬬恋村スピードスケート文化継承プロジェクト」としてエントリーしました。また、「安心と備えのまちづくり賞」には、「『チョイとソコまで、ごいっしょに』移動から始まる、みんなが住み続けたい嬬恋村に」を掲げてエントリーしています。
伝統のスケート文化継承と住民の移動支援
嬬恋村は、現在の副村長・黒岩彰氏をはじめ、これまでに村出身の冬季オリンピック選手を6名輩出してきた地域です。村内には公立高校として全国で唯一スケートリンクを持つ群馬県立嬬恋高等学校があり、体育の授業などで利用されています。競技を続けて世界を目指すための費用負担に対応するため、同村ではふるさと納税を活用して子どもたちのスケート活動を支援し、環境の維持を図っています。
一方、自家用車への依存度が高い同村では、高齢者などの移動手段確保や災害時の道路寸断への備えが課題となっていました。そこで令和3年10月から、ドアtoドア型の移動支援サービス「チョイソコつまごい」の実証運行を開始しました。令和8年10月からは車両を3台に増やし、利用対象を全村民、別荘所有者、観光客へと拡大しています。平時の生活支援とともに、災害時の避難や孤立防止にもつながる「フェーズフリー」の備えとしての役割も担っています。
使い道に焦点を当てるアワードの背景
2008年に始まったふるさと納税は、2024年度には寄附額が1兆円を超える規模に成長しました。その一方で、返礼品競争の過熱などが社会的な課題となっています。
「ふるさと納税未来創造AWARD」は、寄附者が本来抱く地域応援の想いを可視化し、返礼品ではなく使い道にスポットを当てる全国規模の表彰イベントです。全国各地の首長や自治体職員が集まり、地方創生や少子高齢化への対応といった課題解決への成果を共有・発信することを目的としています。
イベントの概要は以下の通りです。本イベントは招待制となっており、一般向けの参加受付は行われません。
- 名称:ふるさと納税未来創造AWARD2026
- 日時:2026年11月19日(木)12時開始予定
- 会場:ベルサール新宿住友ホール
- 主催:一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアム
- 表彰部門:子ども・学び推進賞、地域未来づくり賞、健康と暮らし支援賞、交流・にぎわい創出賞、安心と備えのまちづくり賞
- プログラム:第一部 自治体同士の意見交換会/第二部 投票形式のAWARD/第三部 自治体と民間企業の交流会
自治体の取り組みへの投票は、公式サイト(https://furusato-mirai-award.com/)にて受け付けられています。

本記事は一般社団法人ふるさと未来創造コンソーシアムの発表をもとに作成されています。
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