豊田理化学研究所、海外大学院進学支援制度の2026年度奨学生13名を採択
公益財団法人豊田理化学研究所は、2026年度の海外大学院進学支援者として計13名を採択した。内訳は「豊田理研 海外大学院進学コース奨学生」が11名、「豊田理研 海外大学院進学準備コース奨学生」が2名となる。同制度は科学技術の分野で海外の大学院での博士号(Ph.D.)取得を目指す日本人学生の留学を助成する事業で、2019年度に開始された。

2026年度の公募結果と選考
2026年2月~5月にインターネットを利用して公募が行われ、海外大学院進学コースに29名、海外大学院進学準備コースに4名の応募があった。若手人材育成選考委員会による書類選考および面接選考(準備コースは書類選考のみ)を経て、進学コース11名、準備コース2名の採択が決定された。採択者の詳細は同財団のホームページ(https://www.toyotariken.jp/_/media/page/about/research-report/pdf/archive/list-of-recipients-2026.pdf)で紹介されている。
海外大学院進学支援制度の支援内容と応募資格
本制度は、採択者をOverSeas PreDoctoral Fellow(OSPDF)として支援するもので、新規採択人数は10名程度を想定している。区分ごとの支援内容は以下の通り。
- 海外大学院進学コース:返済不要で最大1,000万円/年を支給。支援期間は入学後最長2年間。入学金、授業料のほか、渡航準備金や渡航費、入学前プログラム費用、保険料等に充てる支度金50万円、住居費、生活費、教材費補助として最大US$3,000/月を支援する。
- 海外大学院進学準備コース:返済不要で最大100万円 /年を支給。支援期間は支給開始から1年以内。現地大学事前調査費用や大学院入学対策費用を支援する。
応募資格は、国内の大学・大学院に在籍している日本人学生であって海外の大学院に進学し、博士号(Ph.D.)取得を目指す者であり、以下の(1)~(4)のいずれか1つ以上を満たす必要がある。
- (1)国際科学オリンピック(数学、化学、生物学、物理、情報、地学、地理、等)国内大会一次選考(予選)通過者
- (2)国際バカロレア認定校(DP)卒業者で、スコア36以上の者
- (3)大学か大学院在学中に、大学や財団などによって選抜され、2カ月以上現地での海外留学、海外インターンなどを経験した者(ただし単なる語学留学は除く)
- (4)One Earth Guardians育成機構とトヨタ・モビリティ基金が共同実施の「Good Life on Earth」のプレイヤー
次年度の公募予定
2027年度の公募は、2027年2月から開始予定となっている。詳細情報は制度のウェブサイト(https://www.toyotariken.jp/overseas/)に掲載される。
公益財団法人豊田理化学研究所について
豊田佐吉の長男でトヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎により、「わが国独自の科学技術の振興開発を図り、学術・産業の発展に貢献する」理念を礎に、1940年9月に東京市芝区西芝浦で財団法人として設立された。1961年に名古屋市の豊田中央研究所内に移転し、1980年に現在の愛知県長久手市に移転。2011年に建屋を独立するとともに公益財団法人へ移行した。
- 法人名称:公益財団法人豊田理化学研究所
- 理事長:豊田章男
- 所長:天野 浩
- 常務理事:菊池 昇
- 所在地:〒480-1192 愛知県長久手市横道41番地の1
- 電話:0561-63-6141
- E-mail:riken@toyotariken.jp
- ホームページ:https://www.toyotariken.jp/
本記事は公益財団法人豊田理化学研究所の発表をもとに作成。
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