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ボルボ・カーズがソフト開発基盤Horizonに参画 アクセンチュアら発表

アクセンチュア(NYSE: ACN)とGoogle Cloudは、ボルボ・カーズがオープンソースのソフトウエア開発プラットフォーム「Horizon(ホライズン)」に、自動車業界を代表するパートナーとして参画したと発表した。ボルボ・カーズは、グローバルで展開するAndroid Automotive Operating System(AAOS)向けソフトウエア開発環境を同プラットフォームへ移行する。両社はボルボ・カーズとともに、同プラットフォームの自動車業界全体やその他の製造業企業への展開を進めている。

開発環境の移行と車載体験への注力

Horizonは、自動車メーカーや自動車部品メーカーによるAAOS向けソフトウエアの開発、テスト、展開を効率化するプラットフォームである。クラウドネイティブの開発ツールや仮想テスト環境、AIを活用したワークフローを集約し、ソフトウエアの開発・提供の迅速化とエンジニアリング業務の生産性向上を図る。

ボルボ・カーズは開発環境をHorizonに移行することで、エンジニアが迅速な開発プロセスや仮想テスト環境、AI開発ツールを活用できるようにし、開発作業の効率化を通じて車載体験の開発により多くの時間を充てられる体制を整える。同社のコネクテッド・エクスペリエンス責任者であるGregor Zetsche氏は、Horizonの主要パートナーとして困難な技術課題の解決に取り組み、チームがこれまでにないスピードで新たな体験を提供できる環境を整えるとしている。

自動車業界におけるソフトウエア開発の課題に対し、Horizonプラットフォームは以下の効果をもたらすとしている。

  • CuttlefishをベースとするAndroid Automotiveの仮想環境により、エージェント型AIを活用した大規模なテストを可能にし、ソフトウエアテストを最大9倍高速化
  • インフォテインメント機能の開発コストを最大40%削減
  • キャッシュの効率的な活用とビルドパイプラインの最適化により、ソフトウエアのビルド時間を大幅に短縮し、最大2時間かかるフィードバックを数分で取得可能に
  • 仮想デバイスと実機を集約したテスト環境へのリモートアクセスにより、必要なインフラを抑えながら、世界中の開発者が場所を問わずソフトウエア開発・検証できる仕組みを実現し、高額な実機テスト機器の必要数を削減
  • 仮想ワークベンチにより、専用ハードウエアの準備に数週間、セットアップに数時間かかるところ、わずか数秒で開発環境を立ち上げ可能にし、新たな開発者の参画を迅速化

業界全体への展開と生成AI機能の拡充

アクセンチュアとGoogle Cloudは、ボルボ・カーズとともに自動車関連企業やその他の製造業企業とも連携し、Horizonの展開を進めている。このコラボレーションから得られる知見は、Horizonのさらなる改良に加え、自動車関連企業やその他の製造業企業向けの生成AI機能の拡充にも生かされる予定だ。

アクセンチュアで自動車・モビリティ産業 グローバル統括を務めるユルゲン・リアーズ(Juergen Reers)氏は、標準化されたプロセスによって信頼性と品質に優れたソフトウエアを提供し、市場投入までの期間を大幅に短縮できると述べている。また、Google Cloudの自動車産業担当 グローバルディレクターであるHenry Bzeih氏は、Google Cloud上のHorizon活用により、ボルボ・カーズが高品質なソフトウエアや新機能を現代のモビリティに求められるスピード感で提供できるようになるとコメントしている。

発表元のアクセンチュアに関する主な情報は以下の通り。

  • 従業員数:約814,000人
  • 顧客規模:世界で9,000社超
  • 2026年度売上高:約740億米ドル
  • 公式サイト:www.accenture.com/us-en(アクセンチュア株式会社は www.accenture.com/jp-ja )

※Google Cloudは、Google LLCの登録商標または商標です。

本記事はアクセンチュアおよびGoogle Cloudの発表をもとに作成。

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